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アジア学科

成長するアジアと日本を繋ぐ人材を育成します。

学生 / 男子:34名 女子:234名 (2024年5月1日現在)

教員 / 8名

教員紹介

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学ぶ内容

近年、中国やインドネシアをはじめとするアジア地域は国際社会における存在感をますます高め、日本との経済的、人的交流も一層活発になっています。日本人がアジア地域の人々と接する機会が多くなっている現在、相互理解・相互交流を促進するために、深い理解をもつ人材が求められています。アジア学科では、中国、台湾、韓国などを含む東アジア地域を対象とする「東アジア専攻」、インドネシア、タイ、ベトナムなどを含む東南アジア地域を対象とする「東南アジア専攻」の2専攻の中で、各地域の言語、文化、社会を専門的に学びます。アジア地域を深く理解するためには地域全般に関する幅広い知識が必要とされるため、両専攻ともに1年次に英語(週2コマ)、中国語(第1・第2クォーターは週4コマ、第3・第4クォーターは週2コマ)、インドネシア語(週2コマ)を必修として学び(1コマ100分)、入門演習や講義を通して基礎知識を共有します。更に2年次では、台湾で実施する「海外フィールドワークA」とインドネシアで実施する「海外フィールドワークB」を設けており、全員が海外実習に参加できます。このような学習を通して、中国語、インドネシア語、英語の3言語を習得し、東アジア地域・東南アジア地域の言語、文化、社会を深く理解する能力を身につけます。

専攻は2年次進級時に選択。

東アジア専攻

東アジア専攻では、中国・台湾・韓国を中心に、漢字や儒教などの文化を共有する東アジア地域を対象として、中国語、韓国朝鮮語、英語などによる地域研究を行います。本専攻では、「中国語と日本」「中国語学研究」「中国文化研究」「中国文学研究」「中国社会研究」「中国近現代史研究」「韓国・朝鮮の言語と文化」「東アジア国際関係研究」などの学科科目を設け、講義・演習などの授業形態を通して専門知識を学びます。

東南アジア専攻

東南アジア専攻では、インドネシアを中心に、インド文明、イスラム文明、ヨーロッパ文明が交錯した東南アジア地域を対象として、インドネシア語、英語などによる地域研究を行います。本専攻では、「インドネシアの現代事情」「インドネシア社会研究」「インドネシア文化研究」「ベトナム社会研究」「タイ文化研究」などの学科科目を設け、東南アジア地域の言語、文化、社会、歴史、宗教などの諸分野に関する専門知識を学びます。

学科の特色

1年次から4年次まで開講している演習科目により、考える力、考えをまとめる力、そして考えを発信する力を磨きます。少人数制の環境でしっかり文献を読み、資料を調べて疑問点を解決し、繰り返し発表することによって情報発信力を養います。演習のテーマは様々です。例えば、中国文化の歴史や日中文化交流について、また現代中国社会が抱える問題点などについて考えるゼミや、東南アジアの人々の生活を取り上げ、近代化や経済開発の歴史的背景を調べ、人々がどう対応しているかを考えるゼミもあります。アジアを多角的な視点から捉え、研究することで、アジアの社会や文化について深い知識を身につけます。

想定される進路

日本と近隣の東アジア、東南アジア諸国における政治・経済・社会関係は、近年ますます密接化し、相互依存も深まってきています。アジアの国々を深く理解し、より良い関係を築ける人材の育成に努めています。近年は特に、外国政府奨学金(中国、台湾、インドネシア)の受給、交換留学制度の利用、ゼミの海外合宿、インドネシア語スピーチコンテストへの出場、中国語能力試験(中検、HSKなど)へのチャレンジなど、積極的にアジアに関わる学生の姿が目立ちます。中国語、インドネシア語だけでなく、韓国朝鮮語やタイ語なども習得し、アジアと日本をつなぐ仕事で活躍している卒業生もいます。

海外実習

学科長

外国語学部/アジア学科長 稲垣和也 教授 (専攻分野:言語学、インドネシア語学)

稲垣和也 教授

長期研究「オーストロネシア諸語およびパプア諸語の記述言語学的研究」

インドネシアやオセアニアで話されているオーストロネシア諸語(インドネシア語を含む)やパプア諸語について、あまり知られていない言語を中心として記述言語学的な研究をおこなう。

短期研究「ドホイ語の包括的記述」

オーストロネシア諸語の1つであるドホイ語(インドネシアで話される)の文法記述、辞書記述、テキスト記述を通して、これまでにあまり知られていないドホイ語を包括的に記述する。

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外国語学部アジア学科