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学部・学科海外実習

海外フィールドワークB(インドネシア)

インドネシア語の集中学習に加え、現地の文化や社会に直に触れて深く学ぶ。

生活体験の中でことばを学ぶ。

本プログラムは、外国語学部アジア学科の学生を対象に開講されているインドネシア語の授業を2年間履修し、しっかりと語学の基礎を身につけた学生が、短期間の海外フィールドワークを通じて実践的なインドネシア語を集中的に学習し、高度なコミュニケーション能力を獲得することを目的とするものです。また、各種文化実習、ジャワ農村でのホームステイや実地調査から見えてくる文化や社会に関する知識を習得することも目的としています。

フィールドワークの内容

サナタ・ダルマ大学でインドネシア語能力を飛躍的に向上させる。

平日の午前中はジャワ島中部ジョグジャカルタにあるサナタ・ダルマ大学でインドネシア語を学び、「聴く・話す・読む・書く」の4つのスキルを総合的に磨きます。授業は基本的にインドネシア語で行われるので、スピーキングやリスニングの力を飛躍的に向上させます。 経験豊富でフレンドリーなインストラクターによる少人数制の授業は楽しく、いきいきとしたインドネシア語の世界に南山生を誘います。また、青銅打楽器で奏でる伝統音楽「ガムラン」も体験します。

インドネシア人学生との交流は、互いの国を知る貴重な機会。

インドネシア人大学生たちとのセミナーを開催します。2024年度には2つの大学と交流し、日本の学校給食制度をテーマに南山生がインドネシア語でプレゼンテーションし、インドネシア人大学生たちとディスカッションを行いました。インドネシア人の学生達が興味を持ってくれる情報をインドネシア語で伝えるとともに、活発な意見交換をすることができ、語学力を試す意味でも意義深いセミナーです。

バティック、ジャワ舞踊、プサントレン訪問…。インドネシアの文化を直に知る。史跡見学でその歴史の深さに思いを馳せる。

インドネシアの文化を体験する各種実習も用意されています。2024年度にはジャワ舞踊とバティック(ろうけつ染め)に挑戦しました。また、伝統的な寄宿制イスラーム学校(プサントレン)を訪問して、教師や生徒と交流しました。これらの実習は全てインドネシア語を使って行われますので、語学力を試す機会にもなります。また、モスクやユネスコ世界遺産にも指定されている古代史跡の見学からも、この地が「東西文明の十字路」であることに改めて気づかされます。

「本物の」インドネシアを知る。

平日午後の多くは、フリータイムです。名所旧跡、買いもの、映画などを楽しむほか、「自主フィールドワーク」の枠組で各人がテーマを決め、目的をもってジョグジャカルタの町を歩きます。カフェ文化、小・中学校教育、モスクや教会での宗教実践など、テーマはさまざまです。また、スネークフルーツやコーヒーを栽培する農村に2泊3日のフィールドスタディに出かけて、農村ホームステイを体験する週末もあります。農園で栽培や経営を学んだり、農業や家畜の飼育に従事するみなさんにインタビューをしたり、農家で飲食をともにしたりすることで、インドネシアの仕事や暮らしを実践的に学びます。

参加学生の声

アジア学科 近藤菜音さん
(2年次に参加)

ジョグジャカルタでの毎日は、まさに言葉の壁を越えた心の交流の連続でした。海外経験の少ない私は、このプログラムに対し、後ろ向きな気持ちがありました。しかし、学科の仲間と一緒ならという安心感に背中を押され参加を決めました。

最初は、とにかくインドネシア語でうまく伝えることに必死でした。もちろん、語学力を向上させることも重要です。ですが、それ以上にインドネシアという国を自分の肌で体験することがどれほど重要かということを感じる3週間でした。教科書やネットではわからないそこに生きる人たちの感性を、出発前に培ったインドネシア語を使って知るというのは、誰もが経験できるものではありません。南山大学のプログラムの中だからこそだと思います。

また、このフィールドワークの最大の魅力は、語学の上達以上に、自分という人間を再発見できることにあると感じています。慣れない土地で現地の人々と全力で向き合う経験は、自分の視野を驚くほど広げ、強さも弱さも含めた本当の自分を見つめ直すきっかけをくれました。

言葉が通じる喜び、現地の人と心がつながる感動。そして自分自身を知るワクワク。当時の私のように、自分に言い訳をして逃げそうになっている人!ぜひ何も考えずにこのプログラムに飛び込んで、世界を広げると同時に、新しい自分を探す旅を楽しんでください。そこには、想像もしなかった温かい出会いが待っていますよ!

学びの内容

インドネシア語の運用能力が格段に上がる。

本プログラムによってもたらされる効果は、まず参加者自身のインドネシア語運用能力の向上です。さらにその言語が使用されている地域に対する興味関心を呼び起こし、更なる学習へのモチベーションが高まります。

学んだインドネシアの事情についてレポートを作成。

帰国後には、すべての学生が現地で実施した自主フィールドワークの成果についてインドネシア語でレポートを作成します。そのレポートの内容について、参加した学生の前で一人一人がインドネシア語でプレゼンテーションを行い、一連のプログラムを修了します。

行くだけじゃない !行く前や行った後も重要。

3週間の海外フィールドワークの効果を最大化するために、インドネシア語やインドネシアの社会・文化に関するじゅうぶんな事前授業を実施し、モチベーションを上げます。現地滞在を思いきり楽しみ、帰国後には「インドネシア語をもっとつかえるようになりたい」「インドネシアの社会・文化をもっと知りたい」という気持ちを大学での学びに繋げていくことが重要です。したがって、現地活動のふりかえりは丁寧に行います。

シラバス

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基本情報

海外実習先 インドネシア
滞在地域 サナタ・ダルマ大学
京都と姉妹都市の古都ジョグジャカルタにあるカトリック系の私立大学です。規律ある教育が内外で高い評価を受けています。
単位数 4
期間 2月~3月にかけての約3週間
参加学生 2年次 約20名
参加費用 約33万円

スケジュール

事前授業 10コマ(歴史や社会を含むインドネシア事情・インドネシア語会話・海外フィールドワークの心得)
第1週目 インドネシア語の授業、フィールドスタディ(市場見学)、文化実習(銀細工、バティック)
第2週目 インドネシア語の授業、ジョグジャカルタ市内の王宮やボロブドゥールなどの史跡ツアー、文化実習(ガムラン)
第3週目 インドネシア語の授業、サナタ・ダルマ大学学生とのディスカッション、日本文化紹介のセミナー
事後授業 2コマ(フィールドワークの総括)

2019年度海外フィールドワークBより。スケジュールは年度によって変更になる場合があります。