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フランス学科

変動する世界をフランスから読み解く批判的思考力を培います。

学生 / 男子:52名 女子:191名 (2023年5月1日現在)

教員 / 7名

教員紹介

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学ぶ内容

フランス語は世界で2億5000万人が共有する国際言語です。国連の公式言語でもあり、ユネスコやWHO(世界保健機関)など、多くの国際機関で主要言語として用いられています。フランス学科では、このフランス語を集中的に学習し、高度なフランス語運用能力を獲得します。また、フランスは古くからヨーロッパ文化をリードしてきた文化国家であると同時に、現在の国際社会で指導的役割を果たす大国です。フランス学科は2専攻制ですが、それぞれの必修コア科目を通して「フランス文化専攻」ではフランスの言語、文学、思想、芸術を、「フランス社会専攻」では主にフランスの政治、外交、社会、経済、歴史を学びます。両専攻ともに、1年次には「基礎演習」を通してプレゼンテーションや資料収集などのアカデミックスキルを身につけ、2年次には「海外フィールドワーク」でフランスへの短期留学を体験します。3年次からは「演習」で専門的な知識を習得し、更に研究を深めていきます。フランス語の授業は1年次で週4~6コマ、英語の授業は1年次で週2コマあり、フランス語と英語の2つの外国語の運用能力を同時に高めることができます(1コマ100分)。

専攻は2年次進級時に選択。

フランス文化専攻

フランス文化専攻では、フランスの言語、文学、思想、芸術など幅広く文化に関することを学びます。カリキュラムにおいては、学部共通科目で文学・思想・芸術の基礎教養を身につけると同時に、1年次より「基礎演習」にてアカデミックスキルを獲得します。また、「フランス文化特殊講義」などの科目でフランス文化の国際性と多様性を理解するとともに、演劇やシャンソンを通して実践的な言語運用能力を体得していきます。

フランス社会専攻

フランス社会専攻では、フランスの政治、外交、社会、経済、歴史についての知識を深めます。カリキュラムにおいては、1年次より「基礎演習」でプレゼンテーションや資料収集などの広範なスキルを獲得し、学部共通科目で政治・社会・歴史に関連した基礎教養を身につけます。「EU 研究」や「フランス語圏研究」などの科目で、世界の中でフランスが果たす政治的役割を理解し、幅広い視野を獲得していきます。

学科の特色

語学の実践力を高めるために、日本人教員と外国人教員が連携して行うコミュニケーションの授業や、現代社会を扱った教材などを用いて実際に報告書やスピーチ原稿を書く作文の講義など、様々なカリキュラムを揃えています。また、フランスの基礎知識について衣・食・住の身近な観点から学び、文学、芸術、歴史、政治などの専門分野へと興味を広げ、さらにはフランス国家とEUの仕組みについても学んでいきます。新聞や雑誌、討論番組などから、その社会構造や諸問題などにも関心を寄せ、フランスの「今」に迫ります。アメリカ的な価値観にとらわれがちな今日、独自性を重視するフランスの社会に触れながら多元的な視点を養います。

想定される進路

日仏交流の実務に携わるに十分なフランス語の習得を目標に、4年次までにフランス語検定準1級の取得、あるいはヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)B2レベルを目指します。これは、一般的な「聞く・話す・読む、書く」ことができ、日常生活だけではなく、ビジネスやアカデミックな場でも通用するフランス語能力に相当します。また、ヨーロッパの政治、文化、社会の重要な一角を担い続けているフランスの柔軟かつ強靭な精神を理解しうる、幅広く複眼的な視野を身につけた人材を育成します。卒業後の進路は、企業の国際部門、キャビンアテンダント、翻訳業、通訳業、外国人への福祉サービスを企画実行する部門、国際機関などの公的機関まで様々な分野があります。

海外実習

学科長

外国語学部/フランス学科長 茂木良治 教授(専攻分野:外国語教育学、応用言語学、フランス語教育)

茂木良治 教授

長期研究「フランス語教育・学習の指針策定」

フランス語教育・学習の目標を明記した指針の策定

長期研究「外国語としてのフランス語習得研究」

外国語としてのフランス語の習得プロセスを明らかにし、その研究成果をフランス語教育へ応用する。

短期研究「留学による異文化適応プロセス」

留学における異言語・異文化環境にフランス語学習者が適応していくのかそのプロセスについて調査する。

短期研究「ICT(情報通信技術)を活用したフランス語教育」

ICTをどのように利用することで効果的なフランス語教育・学習が可能になるか。

短期研究「自律学習を可能にする環境の構築及び支援者によるファシリテーションについて 」

学習者が自身の外国語学習に責任を持ち、学習に取り組むためには、どのような学習環境を構築し、支援者はどのようなアドバイスをすればよいか明らかにする。

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外国語学部フランス学科