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ソフトウェア工学科

進化するソフトウェア技術に対応できる力をみがく。

学生 / 男子:224名 女子:54名 (2024年5月1日現在)2021年度以降

教員 / 11名

教員紹介

学科特設Webページ

学ぶ内容

私たちの生活に欠かすことができないデジタル家電、スマートフォン、そして自動車などには膨大な数のソフトウェアが組み込まれ、ハードウェアを制御し、製品を作動させています。軽量化や小型化などハード面の進化が成熟した今、製品の性能を高めるのはソフトウェアの質。製品開発の中でも特にソフトウェア開発に力が注がれています。本学科はますますニーズの高まるソフトウェアのより良い在り方を考察し、その原理と技術を総合的かつ集中的に学ぶ、日本で数少ない学科です。

理工学部作成Webページ(ソフトウェア工学科)

学科の特色

1・2年次は数理的基礎やプログラミング技術を養うのに加え、情報機器や文書作成などのリテラシー、情報技術者としての倫理観も学習。2年次後半からは「ソフトウェア工学基礎」「ソフトウェア開発技術」などの学科科目を通して専門知識と技術を養う他、副専攻の関連科目も履修して技術の裏付けとなる理論や応用例などを学びます。3年次からは研究室に所属し、各自のテーマに沿った研究をスタート。高度な研究力と研究成果を発信するスキルを養成し、4年次には卒業研究に挑みます。

想定される進路

現在ソフトウェア開発の現場では、その生産性の低さが問題視されており、ソフトウェアの製作工程そのものをシステム化できる人材への期待が高まっています。本学科では、すべての研究室で「製作工程のシステム化」を念頭に研究活動を展開しており、製品やサービスだけでなく、技術者たちの労働環境も革新できる能力を養成しています。そうした取り組みは産業界から高く評価され、卒業後は自動車や家電などのソフトウェアの開発、企業情報の保存・管理・活用のためのソフトウェア開発、官公庁や金融、製造、運輸などの情報システム利用のための企画・管理・運用など、ソフトウェア開発の多様な分野での活躍が期待。また、「情報」の教員免許を取得することもできます。

海外実習

学科長

理工学部/ソフトウェア工学科長 名倉正剛 教授(専攻分野:ソフトウェア工学)

名倉正剛 教授

長期研究「ソフトウェアの開発・運用保守支援」

ソフトウェアを効率よく開発するためにソースコードの作成を支援する手法や、開発後のソフトウェア成果物やそれにより実現されるシステムの運用保守を支援する手法を研究する。

短期研究「ソフトウェア保守性を向上させるための支援技術」

開発者によるソースコードの保守活動を支援するための方法について研究を行う。
ソフトウェアに変更を加えたい場合、開発者がソースコードを理解する必要があるので、ソースコードの理解容易性が保守性に影響を与える。動作をしている保守性の低いソフトウェアに対して、動いているからそのまま手を付けないで放っておくことは、いわゆる「バグ」につながる。そこでソースコードの編集履歴や開発者の操作履歴やソフトウェア成果物自体を分析し、ソフトウェアの保守性を向上させるための方法について研究を行う。

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理工学部ソフトウェア工学科