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機械システム工学科

制御工学と機械工学を情報技術でアップデートしながら機械システムを設計する。

学生 / 男子:152名 女子:21名 (2023年5月1日現在)2021年度以降

教員 / 10名

教員紹介

学科作成Webページ

学ぶ内容

機械システム工学科では、幅広い教養を学び、理学、特に数学と物理学の基礎の上に、制御工学と機械工学の技術と方法論を学びます。自動車、航空宇宙機、ロボットなどの機械システムに対して、その動作を説明する数理モデルの構築や、適切な制御方式の選択、設計、実装、評価を行うことによって、それらの機械システムの設計や開発ができる人材を育成します。本学科では、制御工学、機械工学の基礎の上に、現代制御理論、ロボット工学などについて学びます。機械単体だけでなく、本学部の強みである情報技術を統合したシステム全体に対する設計・構築技術を修得することで、これからの社会が求めるものづくり人材に必要とされる技術統合能力を養っていきます。

機械システム工学科について、もっと深く知りたい。

学びの特色や研究について、また学生・教員のメッセージなど、機械システム工学科について詳しくご紹介いたします。

理工学部作成Webページ(機械システム工学科)

学科の特色

学科科目として、機械システム設計・開発の基礎となる、制御工学基礎、機械工学基礎、機械制御プログラミングについて取り組みます。さらに副専攻としてデータの技術、ソフトウェアの基礎、電子情報工学の基礎のいずれかを学びます。これらの基盤のもとに、3年次からは状態空間表現に基づく現代制御論、マニピュレータの運動学・動力学を扱うロボット工学、制御システムの統合と実機実装のような実践的な技術を学ぶとともに、研究室での演習がスタートして各自の研究テーマに沿った研究活動を進めていきます。4年次の卒業研究は、これらの集大成として情報技術を活用したものづくりに取り組みます。

想定される進路

多くの卒業生は、中部地区が強いとされる製造業において、製品の付加価値を高めるエンジニアとして活躍しています。ソフトウェアに強いカリキュラムの特徴を生かして製造業のソフト部門で働く学生も少なくありません。また大学院進学者が多いのも本学科の特徴です。大学院修了学生は、さらに高度な設計開発に携わります。

海外実習

学科長

理工学部/機械システム工学科長 坂本登 教授(専攻分野:制御工学、制御理論、航空宇宙システム)

坂本登 教授

長期研究「非線形制御理論とその応用」

非線形制御理論における最適制御問題について、その計算法と実システム適用を研究している。シンプレクティック幾何学や不変多様体理論などを用いた基礎理論の開発を行っている。

短期研究「航空宇宙システム、自動車、機械系システムへの制御応用」

航空宇宙システムでは、無人航空機や人工衛星などの制御について研究している。自動車関係では自動変速機やハイブリッド自動車のエネルギマネジメントや同期モータの制御などを、機械システムでは、ロボットの制御に関連した基礎研究を行っている。