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人類文化学科

歴史や文化を深く理解し、世界で活躍できる人材を育成します。

学生 / 男子:185名 女子:293名 (2024年5月1日現在)

教員 / 19名

教員紹介

学科特設Webページ

学ぶ内容

様々な分野でグローバル化が進み、日本国内でも多様な民族、宗教をもつ人々が共存しています。そのため自分とは違う文化的背景や異なる価値観をもつ人々を受け入れ、共通の基盤を構築することは、これまで以上に重要になると考えられます。本学科ではこうした時代の要請に応えるために、人類の多様性と普遍性についての知識と柔軟な感性を身につけた人材の育成を目指し、4年間にわたる体系的なカリキュラムを設けています。まず1年次で考古学、文化人類学、哲学、言語学などの基礎を学びます。2年次では選択科目の中から学びを広げ、3年次以降で専門分野を深め、4年次には集大成として研究プロジェクトに取り組みます。

学科の特色

知識の実際的な活用方法を訓練するため、教員との距離が近い少人数制の演習も多く用意されています。特に「フィールドワーク(文化人類学)」「考古学実習」「文献資料講読(日本、中国、西洋、民族誌)」では、生の資料に触れながら実践的に研究する姿勢を養います。更に、キャンパス内の「南山大学人類学博物館」には考古学と文化人類学の豊富な資料を収蔵しており、実物の資料を手に取って学べることも大きな特長です。博物館学芸員の資格を無理なく取得できるため、学修成果を社会貢献に生かすことも可能です。

想定される進路

人類共通の普遍的価値をしっかり認識しつつ、異なる文化や価値観、宗教的信念を持つ人をどう受け入れるか。様々な分野でグローバル化が進む今日、この問題の重要性はますます大きなものとなっています。現代は日本国内であっても、多様な民族、宗教を持つ人々が共存する時代です。国内の教員や公務員として、あるいは一般企業で働く場合でも、自分とは違う文化的背景や異なった価値観を持つ人々を受け入れながら、共通の基盤を築いていく姿勢が求められてきています。本学科では、このような時代の要請に応えるため、人類の多様性と普遍性についての知識と、柔軟な感性を身につけた人材の育成を目指しています。

海外実習

学科長

人文学部/人類文化学科長 坂下浩司 教授(専攻分野:西洋古代哲学史、応用倫理学(工学倫理))

坂下浩司 教授

長期研究「アリストテレス哲学の体系的研究」

現代のアリストテレス研究は個別研究に細分化する傾向があるので、彼の哲学の新しい全体像を、存在論・自然学・倫理学の全分野を視野に入れて描き出す。

短期研究「アリストテレス『形而上学』の研究」

アリストテレス『形而上学』の全体を研究し、京都大学学術出版会版・西洋古典叢書の枠内で個人全訳を出版する。

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人文学部人類文化学科