学部・学科海外実習
人文学異文化研修 短期留学プログラムⅠ2、Ⅱ2(マレーシア)
英語とマレーシア文化を学び、異文化理解を深める。
このプログラムは、マレーシアの首都・クアルランプール郊外にあるサンウェイ大学の付属研修施設で約4週間実施され、自分のレベルに合ったクラスで英語を学ぶことに加え、マレーシア語やマレーシア文化に触れる機会、また現地の学生や留学生との異文化交流等を通じ、異文化理解を深める研修です。
研修先のサンウェイ大学は、マレーシアを代表する大企業・サンウェイグループの財団が運営する2004年創立の総合大学です。マレーシア教育省から5つ星評価を得ており、国内では最高ランクに属しています。授業は全て英語で行われています。
キャンパスはサンウェイグループ企業で形成されている町の中にあり、グループ企業が経営するショッピングモールやインターナショナルスクール、アミューズメントパーク、メディカルセンターが並びます。滞在する大学寮を含め、全て専用の無料シャトルバスや歩道橋で繋がれています。町内には、24時間のセキュリティサービスや保安官、セキュリティパーソンが常駐しています。


実習内容
レベル別の英語授業と異文化学習。
午前中は他の国からの留学生と一緒に英語を学びます。到着後にクラス分けテストを行い、各自のレベルにあったクラスで授業を受けます。午後は、サンウェイ大学独自開発のコンピュータを通した自習システムを用いた学習を行うこともできます。
また、週2時間程度、南山大学生のための特別クラスがあり、マレーシアやマレー半島の文化、歴史、音楽、言語などについて学びます。単に英語を学ぶのではなく、あくまで異文化を学ぶのがこの研修の目的です。

参加学生の声
心理人間学科 野村梨花さん
(2年次に参加)
このプログラムに参加してよかった!と心から思います。留学経験が無かった私は、大学生のうちにしか出来ない経験をして、自分の価値観や考え方を広げたいという理由から、参加を決めました。マレーシアは多民族国家であるため、街中や大学には異なる文化や価値観をもつ人々が共存していることを実感しました。お互いの文化を尊重し、誰もが生活しやすいような環境が整っており、素晴らしい国だと日々感じました。
現地の大学では、主に韓国人の学生と一緒に英語の授業を受けました。自分の意見をしっかりともち、積極的に発言する他国の生徒の姿にとても刺激を受けました。また、初めて外国人の友人をつくることもでき、コミュニケーションの一つとして英語はとても大切で必要であるということを実感しました。
留学を通して、自分の意見をもって自己表現をすることの大切さ、そしてお互いの文化や価値観を受け入れて尊重することの大切さを学びました。日々見るもの、経験すること全てが新鮮だったマレーシアでの充実した1カ月間は、私の宝物です。
学びの内容
他民族国家の中で異文化理解と、自文化を伝える視点を養う
マレーシアは、マレー系、中華系、インド系など他民族国家です。そのなかで、単に英語を学ぶのではなく、異文化を知ることを重視します。日本では班に分かれ事前学習を行います。マレーシアの歴史、民族、宗教、食文化などテーマを設定し、調べ、発表します。そうした準備を通じて、同時に日本の文化を他の国々に紹介する視点を学びます。
寮生活をしながら英語を学ぶ
実習期間中は、大学内の寮で生活するため、買い物や食事など海外での自立した生活を通じて、実践的に英語を学ぶことができます。また、寮内の他の留学生との交流を深めながら、英語力の向上を目指します。
2024年度シラバス
※2020年度~2025年度は新型コロナウイルス感染症の影響他により不開講
基本情報
海外実習先 | マレーシア |
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滞在地域 | 私立サンウェイ大学付属研修施設 Centre for English Language Studies, Sunway University |
期間 | 7月、約4週間 |
単位数 | 4 |
参加費用 | 約66万円 |
参加人数 | 2~4年次 約10~20名 |
スケジュール
1日目 | 中部国際空港集合→シンガポール経由、クアラルンプール空港着 |
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2~28日目 |
滞在先大学寮(Sunway Monash Residence)へ サンウェイ大学付属研修施設で研修
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29日目 | クアラルンプール空港発 シンガポール空港着(機中泊) |
30日目 | シンガポール空港発→中部国際空港着、解散 |
※スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。