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学部・学科海外実習

人文学異文化研修 短期留学プログラムⅠ1、Ⅱ1(アイルランド)

2023年度からニュージーランドで実施します。

英語とアイルランド文化を学び、異文化理解と自文化を伝える視点を養う。

研修先のダブリンシティ大学は、ヨーロッパのアイルランド共和国の首都ダブリンにあります。イギリスの西にある島に位置する、安全な国で、国民の多くはカトリック教徒です。研修は夏の7月に行われますが、比較的涼しいです。

ダブリンシティ大学は1975年創設の大学で、学生は約1万6千人です。研修先のDublin City University Language Servicesには、英語を学ぶためにヨーロッパやアジアなど世界各国から学生が集まってきます。またアイルランドで日本語・日本文化専攻のある唯一の大学です。

参加者は各自ホームステイし、大学に通学します。大学だけでなく、日常生活も英語漬けの毎日になります。こうしてアイルランドで過ごした濃密な留学体験は、本学で卒業に必要な単位としても認定されます。

英語圏の国というとアメリカやイギリスなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、人文学部ではアイルランドで英語と異文化の研修を行います。まずどんな国なのか、日本での事前学習で調べることから始めます。

実習内容

レベル別の英語授業と異文化学習。

午前中は他の国からの留学生と一緒に英語を学びます。到着後にクラス分けテストを行い、各自のレベルにあったクラスで授業を受けます。1クラス約12名の少人数クラスで、その中に日本人は多くても3人しかいません。「聞く」、「話す」を中心とした授業を行います。

午後には、南山大学生のための特別クラスがあります。アイルランドやケルトの人々の文化、歴史、音楽、言語などについて学びます。単に英語を学ぶのではなく、あくまで異文化を学ぶのがこの研修の目的です。

アイルランドの文化と歴史を満喫。留学生と一緒に様々なアクティビティにも参加できる。

週末は、郊外に遠足、見学に出かけます。世界遺産に登録されている遺跡群Newgrange、「7つの教会の街」と呼ばれるGlendaloughなどを訪れ、アイルランドの文化と歴史を満喫します。さらに研修先が用意する様々なアクティビティもあり、時間が合えば自由に参加できます。

参加学生の声

日本文化学科 深澤瑶さん
(3年次に参加)

私がアイルランドへの留学の参加を決意したのは、学生の間にしかできないことを経験したいという気持ちからでした。

アイルランドはとても過ごしやすい気候であり、また現地に住んでいる人々も優しくアイルランドの良さを感じました。

日本とは異なる文化圏の国で生活し、日本にいるだけでは知ることのなかった文化の違いを感じることができたのは大きな学びとなりました。

現地の大学では他国からの留学生と多くの時間を過ごしましたが、彼らの英語力には日々やる気をもらいました。異なる文化を持った人々と一緒の時間を過ごすのは新鮮で、貴重な経験になりました。彼らと英語で会話する中で、自分の言いたいことを頑張って伝えようとする積極性を得ることができたと思います。

アイルランドで過ごした日々は私にとって素晴らしい思い出となりました。様々な国籍の人々とアイルランドという国で同じ時間を過ごすことが出来たことを、プログラム生として誇りに感じています。

学びの内容

異文化理解と、自文化を伝える視点を養う

単に英語を学ぶのではなく、異文化を丸ごと吸収します。日本では班に分かれ事前学習を行います。アイルランドの歴史、教育、食文化などテーマを設定し、調べ、発表します。そうした準備を通じて、同時に日本の文化を他の国々に紹介する視点を学びます。

コミュニケーションツールとしての英語を学ぶ

アイルランドでは、クラスに多種多様な国の学生がいます。そうした人々とコミュニケーションするツールとして英語を学び、そして伝えるコンテンツを学びます。

2019年度シラバス

2020年度・2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により不開講

基本情報

海外実習先 アイルランド共和国
滞在地域 ダブリンシティ大学付属英語学校
期間 7月、約4週間
単位数 4
参加費用 約55万円
参加人数 2~4年次 約10~20名

スケジュール

1日目 中部国際空港集合→フィンランド・ヘルシンキ経由、ダブリン着
2~27日目 ダブリンシティ大学で研修
  • 他の留学生とともに英語の授業
  • アイルランドやケルトの文化・歴史等の授業(南山大学特別クラス)
  • 教会や遺跡などの見学
  • 他の留学生とともにダブリンシティ大学企画のアクティビティに参加
28日目 自由行動
29日目 ダブリン空港発→フィンランド・ヘルシンキ経由
30日目 中部国際空港着、解散

スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。