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学部・学科海外実習

人文学異文化研修 短期留学プログラムⅠ1、Ⅱ1(ニュージーランド)

英語とニュージーランドおよびマオリの文化の学びを通して、異文化を理解し、自文化を他者に伝える能力を養う。

研修先のワイカト大学は、ニュージーランド北島のハミルトンにあります。街の中央をワイカト川が流れる自然豊かな環境で、治安も良好です。南半球にあるため、研修の行われる7月は冬ですが、月平均気温は約9℃で、寒さはさほど厳しくありません。

ワイカト大学は、1964年に設立された国立の総合大学で、マオリ系と太平洋諸島系の学生が多いのが特徴で、マオリ文化をはじめとするオセアニアの地域文化と歴史を研究する太平洋学の研究機関としても有名です。研修は学内のワイカトカレッジで行われ、世界各国から留学生が集まります。

参加者は各自ホームステイ先から大学に通います。ニュージーランドは多民族国家なので、ホームステイ先は欧州系の家庭とは限らず、マオリ系やアジア系の人々ということもあります。大学のみならず、ホームステイ先の家庭においても英語でコミュニケーションを取りながら、互いの文化について学べるのが、本プログラムの醍醐味です。ホームステイ先の家族も日本人や日本文化に関心を持っています。ぜひ積極的に交流しましょう。

人文学部では、英語研修もさることながら、異文化研修に力を入れています。事前学習でニュージーランドおよびマオリの歴史と文化、さらに研修先のワイカト大学について調べ、さらに、日本文化の何をどう紹介すべきかを考えます。

実習内容

レベル別の英語授業と異文化体験授業。現地学生との交流により異文化理解をさらに深める。

研修期間の月曜日から金曜日の午前中は他の国からの留学生と一緒に英語を学びます。渡航前にオンラインでプレースメント・テストを受け、各自のレベルにあったクラスで授業を受けます。1クラスは12人程度までの少人数で、スピーキングとリスニングを中心とした授業が行われます。

午後には異文化理解のための特別授業や活動があります。ニュージーランドやマオリの歴史と文化について詳しく学んだり、キャンパスツアーや各種クラブ活動で現地学生と交流することで、座学で学んだ異文化に関する理解をさらに深めます。

ニュージーランドをさらに知るための週末旅行や活動。

週末は、ニュージーランドをさらに知るために、日帰りで小旅行に出かけます。『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地となったホビトン映画村、観光地ロトルアのマオリ文化村、光る土ボタルで有名なワイトモ洞窟などを訪れます。

さらに、週末にホームステイ先の家族に教会活動や趣味の活動などに誘われる機会があれば、積極的に参加するといいでしょう。

参加学生の声

心理人間学科 山崎花恋さん
(4年次に参加)

私がニュージランドへの留学を決めた理由は、それまで海外へ行った経験が無く、日本の文化中でしか生活してこなかっため、学生のうちに海外生活を通して自分の視野を広げたいと思ったからでした。

ニュージランドは自然が豊かで、私が滞在した街の周辺にも大きな滝やきれいなビーチ、夜にはきれいな星空が楽しめました。また、多文化社会でもあり、私が通っていた学校のクラスにも、アジア圏、南米圏、中東圏など様々な国からの生徒が在籍していまた。

そんなニュージランドでの生活を経て、拙い英語でも積極的にコミュニケーションを取るチャレンジ精神や、異なる国や宗教、価値観の人々と共生するために必要な心遣いを身につけることが出来ました。

ニュージランドは非常に治安が良く、さらに事前にアンケートを行い、自分に合ったホストファミリーが選ばれるため、留学が初めての方でも安心して参加できるプログラムだと思います。

ホストファミリーや現地のクラスメイトと過ごした時間は私にとってかけがえのない思い出で、このプログラムを通して大きく成長できたと感じています。

学びの内容

異文化を理解し、自文化を伝える能力を養う。

人文学部の「短プロ」では、英語を学ぶだけでなく、異文化を理解し、自文化(=日本文化)を伝える能力を養うことを目指します。事前授業では、グループに分かれ、ニュージーランドやマオリの歴史や文化について調べるとともに、日本文化の何をどう伝えるべきかを考えます。

コミュニケーション・ツールとしての英語を学ぶ。

ニュージーランドでは、研修先の大学でもホームステイ先でもさまざまな民族や背景を持った人々と出会います。そうした人々とコミュニケーションを取るためのツールとしての英語に磨きをかけます。

2024年度シラバス

2022年度より実施 2024年度は不開講

基本情報

海外実習先 ニュージーランド
滞在地域 ハミルトン国立ワイカト大学附属機関(University of WAIKATO COLLEGE)
期間 7月、約4週間
単位数 4
参加費用 約87万円
参加人数 2~4年次 約10~20名

スケジュール

1日目 中部国際空港集合→シンガポール経由、オークランド着
2~29日目 ニュージーランド国立ワイカト大学で研修
  • 他の留学生とともに英語の授業
  • ニュージーランドやマオリの文化・歴史等の授業(南山大学特別クラス)
  • 他の留学生とともにワイカト大学企画のアクティビティに参加(週末3回)
30日目 オークランド空港発→シンガポール経由(機中泊)
31日目 中部国際空港着、解散

スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。