南山大学

 

名古屋キャンパス/外国語学部 ドイツ学科(ドイツ文化専攻/ドイツ社会専攻)

  • 学生/男子:47名 女子:194名 (2017年5月1日現在)
  • 教員/9名

学科紹介

高度かつ総合的な語学力を養い、ドイツの言語・文化・社会などを探求。

学ぶ内容

本学科では、多くの学生にとって初めて習うドイツ語の基礎力を養うため、最初の2年間で語学を徹底的に学習します。ドイツ語の授業は、1年次に週6コマ、2年次には週4コマ、3年次に週2コマの必修があるほか、2年次の第2クォーターには約4週間、ドイツでの「海外フィールドワーク」があり、集中的にドイツ語を学びます。ドイツ人と日本人の教員が交替で担当する授業もあり、「聞く・話す・読む」を中心に、オールラウンドな内容を学ぶことができます。3年次からは、興味のある様々な分野について、より高度な専門科目で研究することができます。少人数ゼミ(演習)では、発表やディスカッションを中心に研究を進め、ゼミでの研究成果は学生生活の集大成として、4年次に卒業論文となって実を結びます。

ドイツ文化専攻

ドイツ文化専攻では、異文化コミュニケーション、言語教育、言語政策、少数言語、通訳・翻訳論などの応用言語学・社会言語学関連のテーマに加え、ドイツ語圏の文学、思想、芸術、文化全般について、ドイツ語の資料を用いて研究を行います。本専攻では、学科科目を通してドイツ語圏の言語・文化について多面的に学び、「演習」(ゼミ)でこれらの分野についての知見を更に深めます。

ドイツ社会専攻

ドイツ社会専攻では、ドイツの社会、経済、思想、歴史について、ドイツ語の資料を用いて、またドイツ語を資料収集の手段として研究を行います。ドイツを含むヨーロッパの歴史、近現代における移民問題、環境・エネルギー政策、マイノリティ迫害と人権問題、ナチスと戦後補償問題など、ドイツ語圏の社会・経済に関する様々な問題がテーマです。

学科の特色

本学科の特色ある科目の一つに、「ドイツ語演劇研究」があります。通常の授業とは異なる、ドイツ語で劇を演じるという方法によりドイツ語の学習意欲が刺激され、語学力は格段に向上します。「習う、演じる、後輩に教える」という学習の流れは、ドイツ語によるコミュニケーション能力も高めます。この科目は、履修科目と期間が拡大されて最大で6科目、3年間受講することができます。また、1年次からドイツの文学、語学、経済学、歴史学、哲学、社会学の専門的な分野を基礎から幅広く学べる「ドイツ研究入門Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ 」も開講されています。こうした講義を通して、ドイツ人の価値観や行動規範なども学べます。

想定される進路

ドイツは、フランスと並ぶEU(欧州連合)の中核国であり、政治や経済の主導的な位置を占めており、特に東欧諸国にとって最も重要な国となっています。環境先進国として今も世界をリードしており、日本にも大きな影響を与え、多くの国が規範としています。本学科では、国際社会におけるドイツの重要性を理解し、優れたドイツ語運用能力の獲得に努めると共に、ドイツ及びドイツ語圏に住む人々や文化について幅広い知識と理解・判断力を身につけます。高度な語学力を習得するだけでなく、自分の考えを発信する力やコミュニケーション能力をも鍛え、日本と世界を結ぶ力となる人材の育成を目指します。

学科長

外国語学部/ドイツ学科長 太田 達也 教授

[ 専攻分野 :ドイツ語教育、外国語教育学、応用言語学 ]

外国語学部
ドイツ学科長
太田 達也 教授
長期研究「日本語を母語とするドイツ語学習者の作文プロセスに関する実証的研究」
日本語を母語とするドイツ語学習者がドイツ語の文章を書く際に、どのようなプロセスで作業を行っているのかに関するデータを獲得し、その分析を通じて学習者の作文行動、特に教員からのフィードバックの受容に着目し、そのプロダクトへの影響を明らかにすることを目指す。
短期研究「ICTを利用した外国語学習環境構築とその評価」
自律的学習能力の促進を視野に入れ、ICTを利用した外国語学習環境を構築する。また、開発したシステムを実際に学習者に試用してもらい、評価を行う。