南山大学

 

名古屋キャンパス/外国語学部 フランス学科

  • 学生/男子:32名 女子:214名 (2011年4月1日現在)
  • 教員/8名

学科紹介

語学力を高める様々なカリキュラム。フランスの今を知り、“西欧”の根幹を理解する。

学科の特色

言語・文学・社会などから多元的にフランスを理解。
フランス語は世界で2億5000万人が共有する国際言語です。さらに付け加えれば、国連で2番目の公式言語であり、ユネスコやWHO(世界保健機関)など、多くの国際機関でも主要言語として用いられています。フランス学科では、まずオールラウンドなフランス語の運用能力「聴く・話す・読む・書く」を育成していきます。同時にフランスの文学、歴史、文化、社会にまで学習研究を深めていきます。また、グローバル社会の中で政治的・経済的に重要な役割を果たすことが予想されるヨーロッパの中心の一つ、フランスをあらゆる角度から追究し、自らの意思や思考を国際社会に発信できる力を鍛えます。
独自性を重視するフランスの今に迫る。
日本人教員と外国人教員が連携して行うコミュニケーションの授業や現代社会を扱った教材などを用いて、報告書やスピーチ原稿を実際に書く作文の講義など、語学力を高めるために様々なカリキュラムを揃えています。語学だけでなく、フランスの基礎知識を衣・食・住の観点から学び、フランス文学、芸術、歴史、政治へと分野を広げ、さらにはフランス国家とEUの仕組みについて学びます。学生は、新聞や雑誌、討論番組などからフランスの社会構造や抱える諸問題などにも関心を寄せ、今を生きるフランスに迫ります。アメリカ的な価値観にとらわれがちな今日、独自性を重要視するフランスの社会に触れながら、多元的な視点を養って欲しいと思います。
実務で通用する高度なフランス語運用能力を修得。
日仏交流の実務に携わるに十分なフランス語を運用できる人材の育成を目指しています。4年次までにフランス語検定2級の取得を目指します。これは日常生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的な読む、書く、聞く、話すことができる能力に相当します。また、正確な知識と幅広く複眼的な視野を身につけ、ヨーロッパの政治、文化、社会の重要な一角を担い続けているフランスの柔軟にして強靭な精神を理解できる人材を育成します。卒業後は、企業の国際部門、キャビンアテンダント、翻訳業、通訳業、外国人への福祉サービスを企画実行する部門、国際機関などの公的機関まで様々な分野での活躍が期待できます。

学科長

外国語学部/フランス学科長 真野 倫平 教授

[ 専攻分野 : フランス文学、歴史 ]

外国語学部
フランス学科長
真野 倫平 教授
長期研究「十九世紀フランス歴史学」
十九世紀は、歴史学が小説や哲学など他ジャンルとの密接な関係を保ちつつ、学問として制度的に確立してゆく時代であった。ギゾー、ティエリ、ミシュレら当時の歴史家たちの作品について、それぞれのスタイルの分析・比較を行うと同時に、現代の歴史作品との相違についても考える。これらの作品を、現代歴史学の未発達な形態としてとらえるのではなく、今日とは異なった学問のありかたを示すものとして理解したい。
短期研究「ジュール・ミシュレの歴史作品」
十九世紀フランスの歴史家ジュール・ミシュレの代表作『フランス史』をとりあげ、特にその「死」に関する記述について研究する。ミシュレは哲学派のギゾーや物語派のバラントといった先輩格の歴史家に対して、独自の歴史記述のスタイルを確立しようとつとめた。これらの同時代の歴史家との比較を通じて、ミシュレの歴史記述の独自性とその批判的射程とを明らかにする。