南山大学

 

名古屋キャンパス/外国語学部 フランス学科

  • 学生/男子:32名 女子:222名 (2012年5月1日現在)
  • 教員/7名

学科紹介

ハイレベルな語学力を身につけ、国際社会におけるフランスを様々な視点から見つめる。

学科の特色

フランス語の運用能力を育成し、多面的な知識を習得する。
フランス語は世界で2億5000万人が共有する国際言語です。国連で2番目の公式言語でもあり、ユネスコやWHO(世界保健機関)など、多くの国際機関で主要言語として用いられています。フランス学科では、まずこのフランス語を集中的に学習し、「聞く・話す・読む・書く」の4つの運用能力を育成します。その上で、フランスの文化、文学、思想、社会、政治などについて多面的な知識を習得し、さらに研究を深めていきます。ヨーロッパの中心の一つであり、政治的・経済的に重要な役割を果たすフランスをあらゆる角度から追究し、グローバル社会で自らの意思や思考を発信できる能力を身につけます。
独自性を持つフランスの「今」に迫り、多元的な視点を養う。
語学の実践力を高めるために、日本人教員と外国人教員が連携して行うコミュニケーションの授業や、現代社会を扱った教材などを用いて実際に報告書やスピーチ原稿を書く作文の講義など、様々なカリキュラムを揃えています。また、フランスの基礎知識について衣・食・住の身近な観点から学び、文学、芸術、歴史、政治などの専門分野へと興味を広げ、さらにはフランス国家とEUの仕組みについても学んでいきます。新聞や雑誌、討論番組などから、その社会構造や諸問題などにも関心を寄せ、フランスの「今」に迫ります。アメリカ的な価値観にとらわれがちな今日、独自性を重視するフランスの社会に触れながら多元的な視点を養います。
実務に活かせる高度な語学力を身につけ、フランスを深く理解する。
日仏交流の実務に携わるに十分なフランス語の習得を目標に、4年次までにフランス語検定2級の取得を目指します。これは、一般的な「聞く・話す・読む、書く」ことができ、日常生活を営む上で必要なフランス語を理解できる能力に相当します。また、ヨーロッパの政治、文化、社会の重要な一角を担い続けているフランスの柔軟かつ強靭な精神を理解しうる、幅広く複眼的な視野を身につけた人材を育成します。卒業後の進路は、企業の国際部門、キャビンアテンダント、翻訳業、通訳業、外国人への福祉サービスを企画実行する部門、国際機関などの公的機関まで様々な分野があります。

学科長

外国語学部/フランス学科長 真野 倫平 教授

[ 専攻分野 : フランス文学、歴史 ]

外国語学部
フランス学科長
真野 倫平 教授
長期研究「十九世紀フランス歴史学」
十九世紀は、歴史学が小説や哲学など他ジャンルとの密接な関係を保ちつつ、学問として制度的に確立してゆく時代であった。ギゾー、ティエリ、ミシュレら当時の歴史家たちの作品について、それぞれのスタイルの分析・比較を行うと同時に、現代の歴史作品との相違についても考える。これらの作品を、現代歴史学の未発達な形態としてとらえるのではなく、今日とは異なった学問のありかたを示すものとして理解したい。
短期研究「ジュール・ミシュレの歴史作品」
十九世紀フランスの歴史家ジュール・ミシュレの代表作『フランス史』をとりあげ、特にその「死」に関する記述について研究する。ミシュレは哲学派のギゾーや物語派のバラントといった先輩格の歴史家に対して、独自の歴史記述のスタイルを確立しようとつとめた。これらの同時代の歴史家との比較を通じて、ミシュレの歴史記述の独自性とその批判的射程とを明らかにする。