南山大学

 

名古屋キャンパス/外国語学部 アジア学科(東アジア専攻/東南アジア専攻)

  • 学生/男子:47名 女子:219名 (2017年5月1日現在)
  • 教員/9名

学科紹介

中国語とインドネシア語を中心に学び、様々な側面からアジアを理解する。

学ぶ内容

ますます経済成長が期待され、様々な観点から注目を集めているアジア地域。アジア学科では、中国語とインドネシア語の2ヶ国語を中心に学びます。この両言語が学べるのは南山大学のアジア学科の他にはありません。中国語は、人口13億5000万人の中国国内だけでなく、台湾や東南アジアの華人にも広く使われています。また、インドネシア語はインドネシアの他、マレーシア、シンガポールなど東南アジアの国々で通用します。本学科では英語も学ぶことができるので、3ヶ国語を習得すればアジアで縦横に活躍することができます。また、2年次以降は希望する言語を選択し、より専門的な研究が可能です。

東アジア専攻

東アジア専攻では、中国・台湾・韓国を中心に、漢字や儒教などの文化を共有する東アジア地域を対象として、中国語、韓国朝鮮語、英語などによる地域研究を行います。本専攻では、「中国圏の文化と社会」「中国語学研究」「中国文化研究」「中国文学研究」「中国社会研究」「中国近現代史研究」「韓国・朝鮮の言語と文化」「東アジア国際政治史研究」などの学科科目を設け、講義・演習などの授業形態を通して専門知識を学びます。

東南アジア専攻

東南アジア専攻では、インドネシアを中心に、マレー・インドネシア語やイスラム文化を共有する東南アジア地域を対象として、インドネシア語、英語などによる地域研究を行います。本専攻では、「東南アジアの歴史と社会」「インドネシア社会研究」「インドネシア文化研究」「ベトナム社会研究」「タイ文化研究」などの学科科目を設け、東南アジア地域の言語、文化、社会、歴史、宗教などの諸分野に関する専門知識を学びます。

学科の特色

1年次から4年次まで開講している演習科目により、考える力、考えをまとめる力、そして考えを発信する力を磨きます。少人数制の環境でしっかり文献を読み、資料を調べて疑問点を解決し、繰り返し発表することによって情報発信力を養います。演習のテーマは様々です。例えば、中国文化の歴史や日中文化交流について、また現代中国社会が抱える問題点などについて考えるゼミや、東南アジアの人々の生活を取り上げ、近代化や経済開発の歴史的背景を調べ、人々がどう対応しているかを考えるゼミもあります。アジアを多角的な視点から捉え、研究することで、アジアの社会や文化について深い知識を身につけます。

想定される進路

日本と近隣の東アジア、東南アジア諸国における政治・経済・社会関係は、近年ますます密接化し、相互依存も深まってきています。アジアの国々を深く理解し、より良い関係を築ける人材の育成に努めています。近年は特に、中国政府奨学金の受給、交換留学制度の利用、ゼミの海外合宿、インドネシア語スピーチコンテストへの出場、中国語能力検定試験(HSK)へのチャレンジなど、積極的にアジアに関わる学生の姿が目立ちます。中国語、インドネシア語だけでなく、韓国朝鮮語やタイ語なども習得し、アジアと日本をつなぐ仕事で活躍している卒業生もいます。

学科長

外国語学部/アジア学科長 小林 寧子 教授

[ 専攻分野 : インドネシア近現代史、東南アジア・イスラーム研究 ]

外国語学部
アジア学科長
小林 寧子 教授
長期研究「インドネシア・イスラーム研究」
インドネシアでのイスラームの発展を,イスラーム法制度(宗教裁判所の確立,イスラーム法の成文化等),教育,政治と関連させながら検証。
短期研究「1930年代インドネシア・ムスリムの国際関係認識」
植民地末期に発行された、イスラーム系の定期刊行物を題材として、インドネシア・ムスリムが世界情勢をどのように把握・認識していたかを探る。また、実際にどのように活動したかについては、オランダ側の植民地文書(主に、「秘密報告」)も資料としながら、その足跡をたどる。国際情勢に関する理解が、将来の独立インドネシア国家を構想する際にどのように影響したかも考察する。