南山大学

 

名古屋キャンパス/人文学部 心理人間学科

  • 学生/男子:108名 女子:402名 (2017年5月1日現在)
  • 教員/17名

学科紹介

「人間とは何か」について、理論と体験の両方から深く探求する独自の学び。

学ぶ内容

本学科では、人を理解し、人と関わり、人と支援する態度と、専門的な知識・技能を備えた人材の育成を目指しています。その目標に向け、多様な観点から自分自身や他者との関係、そして人間と社会との関係について学ぶため、理論学習と体験学習を統合した日本で唯一と言える独自のカリキュラムを展開しています。理論学習型授業では、心理学、臨床心理学、教育学、社会学などの領域から、「人間とは何か」について理解と洞察を深めます。体験学習型授業には、人間関係プロセス論、カウンセリング的対話、人間関係フィールドワークなどの科目があります。頭で理解した知識を実体験によってさらに深め、実社会に対応できる能力を身につけます。

学科の特色

本学科は、人間関係の価値を重視しています。人間関係が希薄化していると言われる現代社会にあって、人と人との関わりについて実体験を通して学ぶ本学科のカリキュラムは、「教育的に意義深い体験活動」として、文部科学省の支援事業に採択されました。また、「心理学実験」などで人間心理を明らかにしたり、「心理測定法」や「質的研究法」で統計学やインタビューの方法を実習するなど、様々な実践から学ぶ力を身につけます。幼稚園や小中学校を訪問し、聞き取り調査などを行う参与観察に出かける授業もあります。講義で学んだ内容を実際に応用し、さらに理解を深めることで、人間について広く多角的に学んでいきます。

想定される進路

人は自分が置かれた環境の中で、他者と積極的に関わることで、初めて健全な発達を遂げることができます。人を理解し、その人と関わり、また支援することのできる能力を身につけた人材は、これからの社会に不可欠です。本学科では、そうした現代社会の変化に対応できる、優れた洞察力を備えた人材を育成します。また、きめ細やかな体制により、教員や臨床心理士などの資格取得もサポートしています。予想される進路としては、教育・心理・臨床関係の大学院への進学の他に、教員、家庭裁判所調査官、国家公務員、養護施設職員といった心理・教育・福祉分野、産業界や各種行政機関における人事管理・人材開発担当者などがあります。

学科長

人文学部/心理人間学科長 浦上 昌則 教授

[ 専攻分野 : 発達心理学 ]

人文学部
心理人間学科長
浦上 昌則 教授
長期研究「20代から30代にかけての心的発達」
青年期から成人期にかけては,就職や結婚などの大きなイベントが発生する時期である。このような発達段階における心的変化はいかなるものなのか,またその変化とイベントのとらえ方との関係などについて明らかにする。
短期研究「『あきらめ』について」
ある進路を選んだ場合,他の進路は選べない。すなわち,他の選択肢をあきらめなければならなくなる。しかし,この気持ちの切り替えが,うまくできないケースも散見される。なぜそのような切り替えが難しいのかという問題について検討したい。