南山大学

 

名古屋キャンパス/人文学部 心理人間学科

  • 学生/男子:115名 女子:378名 (2012年5月1日現在)
  • 教員/22名

学科紹介

理論と体験を統合した独自のカリキュラムで、「人間とは何か」ということを学ぶ。

学科の特色

理論学習と体験学習の統合は、独自のカリキュラム。
自分自身について、自己と他者との関係について、そして広く人間と社会との関係について、人間とは何かということについて学ぶ学科です。本学科では、理論学習と体験学習を統合した日本で唯一と言える独自のカリキュラムを展開しています。理論学習型授業では、心理学、臨床心理学、教育学、社会学などの領域から、人間とは何かについて多様な視点から理解と洞察を深めていきます。体験学習型授業には、人間関係プロセス論、カウンセリング的対話、人間関係フィールドワークなどの科目があります。頭で理解した知識を実体験を通すことにより、さらに理解を深め、実社会において効果的に対応できる能力を身につけます。
体験重視のカリキュラムは文部科学省からも支援。
心理人間学科は、人間関係の価値を重視しています。人間関係が希薄化している社会にあって、体験を重視した本学科のカリキュラムは、「教育的に意義深い体験活動を支援している」として、文部科学省から支援を受けました。また、この他にも、「心理学実験」などを通して人間心理を明らかにしたり、「心理測定法」や「質的研究法」で、統計学やインタビューの方法を実習したりしています。幼稚園や小中学校へ参与観察に出かけたりする授業もあります。人間について広く多角的に学ぶために、講義で学んだ内容を実際に応用してさらに理解を深めることができるカリキュラムが用意されています。
社会変化に対応できる優れた洞察力を備えた人材を。
人は、自身が置かれた環境の中で、他者との積極的な交渉によって、初めて健全な発達を遂げることができます。人を理解し、人と関わり、関わった人を支援することのできる能力を身につけ、先の見えにくい現代社会の中で変化に対応できる優れた洞察力を備えた人材を育成します。もちろん、教員や臨床心理士などの資格取得希望者に対してきめ細やかに指導するサポート体制も備えています。また、予想される進路としては、教育・心理・臨床関係の大学院への進学の他に、教員、家庭裁判所調査官、国家公務員、養護施設職員のような心理・教育・福祉分野、また、産業界や各種行政機関における人事管理・人材開発担当者などがあります。

【AO入試を行っています】

心理人間学科では、南山大学で唯一「AO入試」を行っています。自己推薦書・志望理由書、課題レポートとそのプレゼンテーション、小論文などによる選抜で本学科で学ぶ意欲が強く、すぐれた資質をもった人に入学してもらう入試制度です。「南山大学AO入学審査要項(人文学部心理人間学科)」などについて関心のある方は 「南山大学の入試情報」をご覧ください。また、AO入試説明会PDFも開催されますので、心理人間学科のWebページをご覧ください。

学科長

人文学部/心理人間学科長 グラバア 俊子 教授

[ 専攻分野 : 人間性教育学、自己成長論 ]

人文学部
心理人間学科長
グラバア 俊子 教授
長期研究「自己成長 」
人間性の涵養や人格の陶冶といった人間としての成長への援助は、幼児教育から高等教育に至るまで、教育の根底をなすものと言えよう。抽象的で把握しにくい人間としての成長という概念を、学習者一人ひとりを主体に据える意味も含めて、「自己成長」と狭めて捉え直した。学習者自身が自らの成長の方向性を探究し、選択していく力を育てる教育方法、又は教育プログラムの研究と開発がテーマである。
短期研究「1.感情」「2.ホリスティック・ヒューマン・トリニティー・アプローチ」
  1. 人間関係そして自己理解、自己受容といった領域で、学生から「感情の建設的な取り扱い」に対する関心が、多く表明されるようになってきた。また,このことに対するニーズは、学生のみならず社会のさまざまな領域に存在するように見受けられる。自他の感情への気づきを高めること、そして自他の感情の理解と受容適切で豊かな感情表出などの力を育てる、教育プログラム研究と開発がテーマである。
  2. 人間の持つ三つの叡智、すなわち(1)頭の叡智ー意思を生み出す叡智、(2)心の叡智ー関係を生み出す叡智、(3)からだの叡智ー出会いを生み出す叡智、というモデルを用いて、三者の関係性を明らかにし全人的な人間理解を試みる。三者の有機的関連性を捕らえ、そのモデルに基づいた、自己成長を援助する教育プログラムの開発に取り組む。