南山大学

 

名古屋キャンパス/人文学部 キリスト教学科

  • 学生/男子:25名 女子:69名 (2017年5月1日現在)
  • 教員/19名

学科紹介

人類の不変の課題について多角的に学び、現代社会で生きる力を身につける。

学ぶ内容

複雑化した社会と人間関係の中で、現代の世界は大きな変化の嵐に直面しています。しかし、世界情勢がどのように変わろうと、人間の尊厳と希望の根拠などは、決して変わることのない大切な人類の課題と言えるのではないでしょうか。

本学科では、このような人類が抱える不変の課題について、学生一人ひとりに様々な側面から学問的にアプローチし、深く考えてもらいます。例えばキリスト教と様々な宗教との対話や比較、古代から現代に至る歴史と思想の探求、生命や環境への倫理的な問いかけなどを通して、現代社会に生きる人間が直面する様々な問題に柔軟に対応し、解決する力を身につけます。

学科の特色

大切な課題にじっくりと取り組むために、少人数制の落ち着いた学習環境を整えています。少人数編成の講義はもちろん、教員と親しく交わりながら学ぶ演習や研究プロジェクトなど、様々なチャレンジをしながらゆっくりと取り組むことで問題の核心を捉える視点を養います。また、欧米やアジアの現代語をはじめ、ヨーロッパの古典、中世キリスト教文献、旧約聖書と新約聖書を深く知る道具となる古典語(ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語など)についても学ぶことができます。日本の宗教思想などを学ぶと共に、東西ヨーロッパのキリスト教の歴史と思想、キリスト教音楽にも触れ、現代世界における自分の位置づけについても考えていきます。

想定される進路

私たちを取り巻く現代世界には、様々な問題が山積しています。こうした問題を解決するために、人類は相互理解と協力によって将来を切り開いていく必要があります。本学科で学ぶすべての学生がその一人であり、幅広い教養と視野を持ち、他者の人格や人権にも配慮できる心豊かな人間になって欲しいと願っています。

また、本学科では中学・高校の宗教科教員をはじめ、本学で定められた科目と単位を修めることで各種の資格を取得できます。卒業生の進路は多岐にわたり、中学・高校の宗教科・社会科教員、国や地方自治体などの文化事業に関わる部門、各種企業(特に生活・文化・教育に関わる産業)など、様々な分野で活躍しています。

学科長

人文学部/キリスト教学科長 松根 伸治 教授

[ 専攻分野 : 中世哲学史 ]

人文学部
キリスト教学科長
松根 伸治 教授
長期研究「西洋中世の倫理思想」
トマス・アクィナスの著作を中心に、西洋中世の倫理思想について哲学史的に研究する。
短期研究「1.13世紀末の意志論、2.徳に関する中世の思想」
  1. 13世紀末の意志に関する議論について、意志の自由、主知主義と主意主義、禁令との関係などの論点から考察する。
  2. スコラ学における徳と悪徳の理論について、特にアリストテレスと教父の学説受容という観点から考察する。