南山大学

 

名古屋キャンパス/人文学部 日本文化学科

  • 学生/男子:102名 女子:325名 (2012年5月1日現在)
  • 教員/13名

学科紹介

文学、文化、人間などを総合的に学び、「日本」を内と外から探求する。

学科の特色

日本を内側から見つめ、外側からも客観的に見る力を養う。
「文化って何だろう」人間と真摯に向き合おうとする時、この問いは生まれます。そこから、さらに深く掘り下げると、「どんな人たちなのか」「どんな生活をしているのか」といった問いへと、つながっていくことでしょう。日本文化学科では、それらの問いが日本と日本人に向けられています。 現在の世界は大きく変動し、日本もまたそのまっただ中にあります。本学科には、そんな日本を内側から深く見つめ、そして外からも客観的に見据える力を身につけるための様々な学びの場があります。日本文化・日本文学・日本語学・日本語教育の4領域が総合的に学べ、またどれか一つを専門的に深めたり、他の言語や文化との比較研究をすることもできます。
言語や文化など多様な視点から学び、日本への理解を深める。
日本文化・日本文学・日本語学・日本語教育の多種多様な科目を学び、専門知識を身につけることで、日本を内側から見つめ、理解を深めます。古代から近現代の優れた作品を読み解きながら日本文学と文化のあり方を探究し、日本のことばや文化に関する幅広い研究を行います。歌舞伎を鑑賞したり実際に演じて江戸の文化を体感したり、「からだとことば」や「文章表現法」などの科目で表現力と理解力を養うこともできます。また、外国語との比較対象により日本語の特質を学びつつ、言語の普遍的な側面にも目を向けます。日本語を外国語の一つとして捉え、外国人に日本語を効果的に教える方法を学ぶ実地訓練も受けられます。
幅広い教養と理論的思考力を身につけ、世界に「日本」を語れる人に。
正しい日本語を、適切に、そして豊かに運用できる言語力は、日本人として磨くべき能力です。と同時に、文学・芸能・美術・宗教・歴史などの日本文化に関する幅広い教養と理論的な思考力を身につけ、世界に向けて日本を語ることのできる能力を持つ人材を育てます。想定される進路は、日本語学校や海外での日本語教育者、国際企業における教育研修スタッフ、報道・出版・広告、アナウンサー、レポーター、フライトアテンダント、生活文化関連産業における商品企画部門、コンピュータ・ソフトウェア産業における日本語解析に関わる部門、大学院への進学、中学校教諭、高等学校教諭、博物館学芸員、司書・学校図書館司書教諭などがあります。

学科長

人文学部/日本文化学科長 阿部 泰明 教授

[ 専攻分野 : 言語学、日本語学 ]

人文学部
日本文化学科長
阿部 泰明 教授
長期研究「言語理論と普遍文法」
日本語を中心にした言語現象の分析を基盤に、他の自然言語における同種の現象の考察を加えて、言語の普遍性とパラメータの理論を追求する。特に、統語論的現象を中心に研究するが、意味論とインターフェイスと密接に関連する論理形式部門における諸現象を扱う。形式文法理論のメタ理論的考察を行い、言語理論の持つ説明的妥当性の達成を念頭に、理論内の構成概念の妥当性を研究する。
短期研究「1.テンスとアスペクト、2.カタカナ語の子音無声化について」
  1. 日本語を中心に語彙的アスペクト素性、時制およびアスペクトの解釈機構の解明を目指す。統語構造を基に行われる時間の計算のメカニズムを構成的意味解釈の原理に則った形で構築する。特定構成素がいくつかのフェイズにおいてどのような意味解釈を生み、それらがどのように積算されることで文全体の時に関わる解釈が決定されるかを示すべく、理論的な提案を行う。
  2. 外来語として日本語の語彙に定着する過程で、語末子音が無声化する現象をインターネット上の検索エンジンを用いて数量的な分析を行う。