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人類文化学科

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人類文化学科では、人文学部のディプロマ・ポリシーに示す能力に加えて、人類が創り上げてきた文化の多様性やその歴史についての知識、および人間の普遍的な本質についての洞察力を活かして国際社会に貢献できる人材を育成します。そのために、本学科での履修を通して、以下の能力を身につけた者に学士の学位を授与します。

  • 文化人類学、考古学、哲学、言語学についての基本的知識をふまえ、歴史学、科学論を含めた学際的な視点から問題を考察する能力
  • 日本を含めた世界の歴史、社会、文化の諸問題に関心を持ち、それらを解決するために必要な専門的知識を有し、それを応用する能力

カリキュラム・ポリシー

人類文化学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を養成するために、共通教育科目、学部共通科目、学科科目を配置します。
共通教育科目では、大学のディプロマ・ポリシーに示す能力を養成します。
人文学部共通科目では、学部のディプロマ・ポリシーに示す能力を養成します。
学科科目では、文化人類学、考古学、哲学、言語学、さらには、歴史学、科学論についておもに学びます。
1年次では、人類文化学基礎演習Iにおいて、大学で自ら学修の計画を立て、能動的に学修する方法、議論の仕方を学びます。講義科目としては、人間に対する人文科学的なまなざしの基礎を養うために、人類文化学基礎論をはじめ、文化人類学、考古学、哲学、言語学の分野の概論科目を配置します。
2年次には、人類文化学基礎演習Ⅱにおいて、特定のテーマに関連する情報を収集し、体系的に整理し、問題点を見つけ出し、議論するトレーニングを行います。講義科目としては、学際的な視点を養うために、文化人類学、考古学(博物館を利用した科目を含む)、哲学、言語学、歴史学、科学論といった多彩な分野の選択科目を配置します。国内外でのフィールドワーク、考古学実習など、実習を取り入れた授業では、日本を含めた世界の歴史、社会、文化の諸問題からテーマを選定し、調査を進め、報告書を作成するまでを主体的に行います。
3年次以降は、少人数制の人類文化学演習(ゼミ)により、専門分野の研究を進めます。また特殊講義を履修し、日本を含めた世界の歴史、社会、文化の諸問題に関心を持ち、それらを解決するために必要な専門的知識の獲得を図ります。
4年次には、それまでの学修の集大成として研究プロジェクトに取り組み、テーマを自分で見つけ、研究計画をたて、必要な調査を行い、卒業論文を完成させます。
各科目の学修成果は、講義概要に示された到達目標の達成度に応じて評価します。

アドミッション・ポリシー

人類文化学科では、人文学部のアドミッション・ポリシーに示す資質に加えて、以下の資質を持つ人を受け入れるために、一般入試、全学統一入試、共通テスト利用入試、推薦入学審査(学園内高等学校、指定校、特別協定校)、特別入学審査(カトリック系高等学校等対象)等の試験・審査を実施します。

  • 人間とは何か、わたしたちはどのように生きていくべきか、といった問題に関心を持つ人
  • 人間の歴史、社会、文化に対する関心とそれらを学ぶために必要な高等学校卒業レベルの基礎学力を持つ人
  • 日本を含めた世界の歴史、社会、文化の諸問題に関心を持ち、それらの解決に取り組み、地域社会、国際社会に貢献する意欲を持つ人

一般入試、全学統一入試および共通テスト利用入試では、高等学校までの学習内容に関する基礎学力、理解力、判断力を重視して評価します。
推薦入学審査および特別入学審査では、人類文化学科において学ぶ目的の明確性、日本を含む世界で日々起こっている問題や志望する領域についての知識の程度、ならびに口頭および文章による表現力を面接や小論文などを通じて評価します。加えて、特別入学審査では、高等学校在学中における諸活動への取り組みも評価します。
学校推薦型選抜(長期留学経験者対象)では、高等学校在学中の長期留学で得られた高い外国語運用能力と異文化に対する理解や関心を小論文・面接などで評価します。
外国高等学校卒業者等入学試験、外国人留学生入学審査および外国人留学生推薦入学審査(指定校)では、主に日本語と英語の運用能力および本学科において勉学する目的の明確さや適性について評価します。
人類文化学科は、入学後にカリキュラム・ポリシーに示した教育課程において能動的に学修、研究を進め、ディプロマ・ポリシーに示した能力を身につけられる学生を求めます。