人間文化研究科宗教思想専攻(博士後期課程)
教育理念と目標
専攻主任 松根伸治 教授
本専攻は前期課程であるキリスト教思想専攻を基礎に、より幅広く宗教現象を学問的にとらえることを目的とします。キリスト教思想専攻と同じように、神学、哲学、宗教学という学問領域を柱としますが、現代世界に即応した学際的な研究を進めることを目指し、国際社会に通用する研究者を養成することがねらいです。
専攻の特色
学生が神学、哲学、宗教学のいずれかの領域で十分な知識と研究方法を身につけていることを前提にして、テキストの厳密な読解といった伝統的な学問を継承しつつ、さらに独創的な業績を生み出せるよう、そして学位論文を作成できるよう研究指導します。また留学生を積極的に受け容れ、国際性豊かな指導スタッフを含め、国際的な研究環境を提供し、英語による授業も予定されています。そうした環境と適切な指導によって、学生は、キリスト教精神にのっとり、学問伝統を踏まえつつも、現代世界の思想状況を的確に把握して、新たな研究方法を開拓し、ここ名古屋の南山大学から国際社会に向けて、宗教思想の分野でリードできる人間となってゆきます。
カリキュラム
専門科目
- 宗教思想特殊研究(神学)A
- 宗教思想特殊研究(神学)B
- 宗教思想特殊研究(哲学)A
- 宗教思想特殊研究(哲学)B
- 宗教思想特殊研究(宗教学)A
- 宗教思想特殊研究(宗教学)B
研究指導科目
- 研究指導ⅠA~ⅢD
学位論文審査基準
学位
- 博士(宗教思想)
期待される進路
- 教育・研究者(大学・研究所・高等学校教員等)
- 社会福祉的活動団体(官・公・民)
- 聖職者、修道者、信徒奉仕者等