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人間文化研究科 人類学専攻(博士前期課程)3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人類学専攻博士前期課程では、人間文化研究科博士前期課程・修士課程のディプロマ・ポリシーに示す能力に加えて、以下の力を身につけた者に修士(人類学)の学位を授与します。

  • 文化人類学、考古学、文化資源学に関する専門的な知識
  • 社会の変化や文化の多様性を適確に捉え、研究資料の資源化・公共化を図る姿勢・資質と社会で活躍できる力

カリキュラム・ポリシー

人類学専攻博士前期課程では、文化の通時的変化と共時的多様性の究明、現代社会の重層的構造の解明を目指し、以下の専門科目と研究指導科目からなる教育課程を編成し、その履修を通して、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身につけた人材を育成します。
人類史的な視点や長期的・広域的な展望をもつ人材を養成するために、人類学の基幹となる文化人類学と考古学の2つの研究領域に関する教育を行う専門科目を配置します。研究成果は学界固有の財産にとどまるのではなく公共的なものであるとする考えの下、文化資源学研究を2つの研究領域の共通科目として位置づけ、社会に応用できるような教育を行います。
研究指導科目では、文化人類学と考古学に関する修士論文の完成に向けて、修士論文のテーマ、文献調査や実地調査の仕方、研究計画の立て方、文献目録の作成、各章の具体的な執筆や構成など、具体的な事柄に関して指導を行います。

アドミッション・ポリシー

人類学専攻博士前期課程では、本専攻のカリキュラム・ポリシーに沿って編成した教育課程を修めるために十分な学力を備え、かつ人文学部のディプロマ・ポリシーに示す力と同等の力を備えている人、とりわけ本専攻の専門性に鑑み、その目的を達成することに強い意欲を持つ以下の人、入学後に本専攻のディプロマ・ポリシーに示す能力を身につけられる人を受け入れます。

  • 文化や社会を通時的・共時的に専門研究することに関心をもっている人
  • 異文化や異社会の人々の抱える問題を自分の問題として考えてみたいと思う人
  • 世界の構造や歴史を辺境の側から眺めてみたいと考えている人
  • グローバリゼーションの功罪をローカルな文化の場から考えてみたいと思っている人
  • 日本の文化や社会を再考したいと考えている人
  • 国民国家の変容に関心を持っている人
  • 人類社会の将来について考えてみようと思う人
  • 人類社会の持つ現代的諸問題について積極的に解決に取り組みたいと思う人

一般入学試験では、本研究科で学ぶ前提となる専門知識、志望する研究領域に関する英語または関係言語の読解力、志望する研究領域に関する論述力、および研究計画を立案し遂行する能力について評価します。
推薦入学審査では、専門領域に関する基礎知識を備えていることを前提に、書類審査および口述試問によって、志望する研究領域に関する論述力とや研究計画を立案し遂行する能力について評価します。
社会人入学審査では、書類審査、小論文および口述試問によって、志望する研究領域に関する論述や英語読解力に加えて、研究計画を立案し遂行する能力、および社会での実績を評価します。