文字サイズ
  • SNS公式アカウント
  • YouTube
  • Facebook
  • X
  • Instagram

人間文化研究科人類学専攻(博士前期課程)

教育理念と目標

専攻主任 石原美奈子 教授

本専攻は、人類が長い歴史のなかで創り上げてきた文化・文明を総合的に理解することを目指し、文化人類学と考古学を二つの柱としております。過去や現在の世界で起きた/起きている具体的な現象や問題を現地の視点から発見し、なぜ、どのようにそれが起きたのかを様々な観点から解き明かし、将来に向けた展望を見出していきます。このような具体的な研究実践を通して、日本・世界各地の文化・文明を専門的に扱う優れた人材を養成すること、これが本専攻の目的です。

専攻の特色

文化人類学と考古学の二つの専門領域を柱としているのが人類学専攻の特徴です。学生は入学時にいずれかを主領域として選択しますが、人間文化の理解には双方が不可分な関係にあるという考えから、もう一方を副領域として履修できる副領域制度を設けております。また、学生が自身の研究の進捗状況を発表する機会が与えられる合同研究会が年に数回設けられ、修士論文作成まで教員全員でサポートします。

カリキュラム

研究基礎科目

  • 人類進化史研究
  • 情報処理研究

文化人類学領域科目

  • 人類学演習
  • 人類学理論研究
  • 民族誌学研究
  • 歴史人類学研究(グローバル社会論)
  • 歴史人類学研究(ナショナリズム論)
  • 社会人類学研究(宗教人類学)
  • 社会人類学研究(民族芸術論)
  • 人類学応用論研究(医療人類学)
  • 人類学応用論研究(国際協力論)

考古学領域科目

  • 人類学演習
  • 考古学理論研究
  • 考古学方法論研究
  • 地域考古学研究(日本列島先史時代)
  • 地域考古学研究(日本列島歴史時代)
  • 地域考古学研究(朝鮮半島・東アジア)
  • 地域考古学研究(中国大陸先史時代)
  • 地域考古学研究(中国大陸歴史時代)
  • 地域考古学研究(環太平洋)
  • 環境考古学研究

研究指導科目

  • 研究指導ⅠA~ⅡD

学位論文審査基準

学位論文審査基準(人類学専攻 博士前期課程)

学位

  • 修士(人類学)

期待される進路

文化人類学や考古学といった専門分野の研究者(例えば、大学教員)、博物館学芸員、文化行政担当者(文化庁、埋蔵文化財センターのスタッフ、市町村の教育委員会において文化財の保存や維持に従事する人など)、国際的文化事業従事者(ユネスコ関連国際機関のスタッフ、世界遺産の保存等に従事する人、NGOやNPOなどのスタッフ)、高等学校教員など。

専攻作成Webページ