Nanzan School Corporation南山学園ハラスメントへの取り組み

ハラスメントのない環境づくりに向けて

「人間の尊厳のために」を教育のモットーとする南山学園では、人間の尊厳を傷つけ、人権を侵害し、または、教育・研究をする環境や、それを支える職場環境を損なうような行為は、断じてこれを許すものではありません。許されざるそのような行為の一つがハラスメントです。

学園では、ガイドラインを定め、「人間の尊厳のために」という教育モットーの下、憲法、教育基本法、いじめ防止対策推進法、障害者差別解消法、労働基準法、男女雇用機会均等法、労働施策総合推進法および育児・介護休業法等の精神に則り、さまざまなハラスメントの問題に対して厳しい姿勢で臨み、本学園すべての構成員の尊厳と人権を擁護し、ハラスメントのない平穏で快適な学習・教育・研究・就労環境を保障することに努めています。

ハラスメント防止・対策の対象

南山学園で学ぶ人、働くすべての人が対象です。ハラスメントのない環境づくりのために、学園に在籍する皆さんにもご協力をお願いします。

問題解決のための支援や対策は、過去に南山学園で学んだ人、働いた人も利用できる場合があります。

ハラスメントの防止のために

防止・対応体制、相談体制

学園では、ハラスメントの防止および問題解決のために、学園内の独立した機関として、「南山学園ハラスメント問題対策委員会」を常設します。対策委員会は、相談者から申立てがあった際に手続きを進め、問題解決に当たります。あわせて、ハラスメントの防止に向けて周知・啓発活動に取り組みます。

また、「南山学園ハラスメント相談室」を対策委員会の下に開設します。相談室では、専門相談員が、相談を通じてハラスメント問題に対処するための情報提供をしたり、解決に向けて相談者が自己決定していけるように支援をします。

プライバシーの保護

対策委員会や相談室の業務に携わる者には、相談者をはじめとする当事者や関係者のプライバシーの保護を図るため、守秘義務が強く課せられます。

この守秘義務は、手続きに協力を求められた人や、申立てをした人、申立てられた人にも課せられます。守秘義務は学籍や職を離れた後も継続します。このように、相談の秘密は守られますので、安心して各種手続を利用してください。

不利益取扱いの禁止について

学園は、構成員に対し、ハラスメント「相談」や「申立て」をしたことによる不利益な取扱いを禁止し、二次被害の防止に努めます。また、問題解決に関わった人についても同様です。