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南山の方針国際地域文化研究科の教員組織の編制方針

1. 教員の専門分野・配置・構成

  • 文化と社会の多元性の認識に基づき、民族集団や人種間の協調を図り、国民国家を超えた文化的・社会的共生を実現することを目指して教育研究を行う国際地域文化研究科の目的に沿った教育課程とそのカリキュラムに適合する専門性を備え、優れた研究業績と教育への熱意を兼ね備えた教員を、「大学院設置基準」に従い配置する。
  • 国際地域文化研究科を構成する3つの研究領域(アメリカ研究領域、スペイン・ラテンアメリカ研究領域、アジア・日本研究領域)それぞれにおいて、地域に関する知見を備え、使用されている言語と研究のために必要とされる複数の言語の能力を有するとともに、政治学、国際経済学、開発経済学、社会学、移民研究などの社会科学あるいは古典・近現代文学、歴史学、文化研究、文化交流史、ジェンダー論などの人文科学の専門性を備えた教員によって構成される。
  • 教員の構成においては、「南山学園行動計画」を踏まえ、年齢とジェンダーのバランスを十分に配慮した構成とするとともに、日本人だけでなく外国人の教員も積極的に配置する。

2. 教育課程や研究科運営における教員の役割

  • 専門領域に関する研究と教育の実績に基づき、研究科が提供する教育課程の責務を分担する。博士前期および博士後期課程の研究指導及び研究指導補助については、「南山大学大学院国際地域文化研究科における研究指導教員の認定基準に係る内規」に従い、基準を満たした教員によって行われる。
  • 研究科および専攻の運営については、専門知識と学部学科での組織運営の経験と実績に応じて、適切な役割分担のもとで組織的な連携体制を確保する。

3. 教員の募集・任用・昇格

  • 「南山大学職員規則」、「南山大学教育職員選考規程」、「南山大学教育職員資格審査委員会規程」および「南山大学大学院国際地域文化研究科における研究指導教員の認定基準に係る内規」に基づき、関係学部と協議を行った上で、教員の募集、任用及び昇格を行う。
  • 大学院が高度の教育機関であるとともに学術研究の中心機関であることを考慮し、本学の建学の理念を理解し、グローバル化が進む今日の国際社会と共生がますます重要となる地域社会における様々な課題や問題を解決するための教育業績、研究業績、学会や社会における活動実績を十分に備えた人材を任用するとともに、人格、教育研究指導上の能力等の要件を満たした教員の昇格を行う。

4. 教員の資質向上

  • 研究科として、教育能力、教育課程の開発と改善、教育効果を高める授業方法の改善を目指して、定期的にファカルティ・ディベロップメント(FD)活動を行い、組織的に教員の資質向上に取り組む。
  • 教員の研究活動と社会貢献においても、それぞれの教員の業績を評価するとともに、さらなる活性化を図るために、定期的にファカルティ・ディベロップメント(FD)活動を行い、組織的な資質向上の取り組みを実施する。
  • 年度毎に、教育と研究、社会貢献における教員の実績を点検・評価するとともに、教員組織の適切性についても点検を行い、その結果を改善と向上に結び付けていく。