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南山の方針 3つのポリシー南山大学大学院

ディプロマ・ポリシー

南山大学大学院では、大学同様に、キリスト教世界観に基づく教育を行うことを建学の理念としています。この理念の下、「人間の尊厳のために」(Hominis Dignitati)という教育モットーを掲げています。博士前期課程・修士課程においては、人間の尊厳を尊重し行動する研究者を目指す人や専門職業人を、博士後期課程においては、人間の尊厳を尊重し行動し、独創的な研究活動を展開する一方、そのような人材を育むことのできる研究者を、専門職学位課程においては、人間の尊厳を基本とした倫理観と社会の発展と貢献を行う高度な理論と実務を有する専門職業人を、養成することを目的としています。

南山大学では、南山大学のディプロマ・ポリシーにおいて、卒業時に身につけている能力として、様々な違いを認識し受容する基礎となる教養、人間の尊厳を尊重する力、共生・協働を可能にするコミュニケーション能力、新たな価値を創造する力、および国際性の5つの能力を示しています。

南山大学大学院では、学部で涵養したこれらの能力に加え、「専門領域に関する高度な知識を有し、問題解決に寄与する新たな価値を創造する力」をそれぞれの研究科の専門に則して深長します。各課程における人材養成の目的に照らして、この能力を十分な水準で身につけた者に修士、博士、または専門職学位を授与します。

カリキュラム・ポリシー

南山大学大学院では、「人間の尊厳のために」(Hominis Dignitati)という教育モットーの体現を目指して、各研究科において、基礎科目あるいは共通科目と、専門科目ならびに研究指導からなる教育課程を編成し、その履修を通して、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身につけた人材を育成します。

基礎科目あるいは共通科目は、それぞれの研究科の専門性に鑑みつつ、学部で取得した能力を再確認するとともに、専門性を支えるために必要となる幅広い教養を身につけることを目的とします。専門科目は、高度な専門性を身につけるとともに、さまざまな事象についてその多様性を理解し、人間の尊厳を大切にする姿勢を養い、共生・協働を可能にするコミュニケーション能力、ならびに先入観にとらわれることなく人々と交流することのできる国際性を深長させることを目的とします。基礎科目あるいは共通科目と専門科目を有機的、体系的に配置することで、専門領域に関する高度な知識を涵養します。

博士前期・修士課程および博士後期課程の研究指導では、学位論文の作成を通じて、問題解決能力の向上を図ります。専門職学位課程では、理論と実務の科目を通して、高度で専門的な知識・能力を涵養します。いずれの研究科・専攻においても、その専門性に即して問題解決に寄与する新たな価値を創造する力を育みます。

アドミッション・ポリシー

南山大学大学院では、「人間の尊厳のために」(Hominis Dignitati)という教育モットーを深く理解し、南山大学大学院のカリキュラム・ポリシーに沿って編成した教育課程を修めるに十分な学力を備え、物事の多様性を理解する柔軟な精神を有して、国際社会、地域社会への貢献に意欲を持つ学生を、世界のあらゆる地域から受け入れます。そのために、入学志願者が、各研究科の専門性に照らして、南山大学のディプロマ・ポリシーに示す能力と同等の能力を十分に備えていること、とりわけ、世界における様々な問題を解決するために必要な専門知識ならびに解決に寄与する新たな価値を創造する力の基礎を備えていること、および、入学後に南山大学大学院のディプロマ・ポリシーに示す能力を身につけられるかを、以下の入学試験(審査)によって確認し、評価します。

一般入学試験では、専門領域に関する基礎知識を考査する筆記試験、英語や必要とされる外国語試験、および口述試問によって、各研究科で学ぶ前提となる専門知識、志望する研究領域に関する英語や必要とされる言語の運用能力、志望する研究領域に関する論述力、および研究計画を立案し遂行する能力について評価します。

推薦入学審査では、専門領域に関する基礎知識を備えていることを前提に、書類審査および口述試問によって、志望する研究領域に関する論述力と研究計画を立案し遂行する能力について評価します。

社会人入学審査では、書類審査および口述試問によって、志望する研究領域に関する論述力に加えて、研究計画を立案し遂行する能力、および社会での実績を評価します。

国内在住外国人入学審査では、書類審査、小論文および口述試問によって、志望する研究領域に関する論述力と研究計画を立案し遂行する能力に加えて、日本語、英語や必要とされる外国語の運用能力も評価します。

国外在住者入学審査では、書類審査によって、志望する研究領域に関する論述力と研究計画を立案し遂行する能力に加えて、英語や日本語の運用能力も評価します。