
「山里キャンパス」60周年記念
YAMAZATO60 フォトコンテスト
Photo Contest
たくさんのご応募ありがとうございました。
皆様から寄せられた作品の中から、キサラ学長賞に選ばれた作品を発表します。
受賞された皆様には、2月中旬を目途に賞品(YAMAZATO60特製QUOカード)の受渡方法についてInstagramのDMまたはお送りいただいたメールアドレスにご連絡いたします。
結果発表
個人戦
キサラ学長賞に選ばれた作品をご紹介します。(計9作品、順不同、敬称略)
1 | 加藤那奈 | 作品はこちら |
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2 | 村井咲月 | 作品はこちら |
3 | ゆき | 作品はこちら |
4 | イトウ シンジ | 作品はこちら |
5 | cherry | 作品はこちら |
6 | うーたん | 作品はこちら |
7 | 三井優実 | 作品はこちら |
8 | フェイ | 作品はこちら |
9 | tomatokiraimizuki | 作品はこちら |

名前:加藤那奈
投稿者コメント
南山大生になってもうすぐ3年。毎日のように大学に通い、ふと、勉強の息抜きにグリーンエリアを訪れ、ベンチに座り、何も考えずに一人で景色を眺める習慣があります。
このベンチは私が特等席と呼んでいるベンチです。
このベンチから見える景色は時間帯、季節によって大きく変化します。様々な世界観を味わうことが出来るので、ここに座る時はあえて本や参考書などをしまい、ここから見える世界観を楽しんでいます。
大学を卒業するその日まで、このグリーンエリアのベンチと共に、南山大学でのキャンパスライフを私らしく楽しもうと思います。
選評
無人のはずのこの写真からは、何故かこれまでにここで過ごしてきた人々の情景が浮かんできます。
今までもこれからも、このベンチはこの場所でここに行き交う人々を見守っています。
ここで育まれてきたNanzan Mindを、ベンチを通して客観的にとらえた作品だと思います。

名前:村井咲月
投稿者コメント
西門をくぐり、図書館とR棟の間からメインストリートに出る小道で、素晴らしい紅葉に出会いました。
山里キャンパス内には、秋から冬にかけて赤く色づく木が多く存在し、教室間移動の際などは、視界がとても賑やかで楽しいです。
この木は、人通りの少ない道端に立っています。人目を気にせず、じっくり写真撮影することができました。
選評
この作品を通してキャンパスの秋の美しい景色と出会える点が素晴らしい。木と建物の赤が統一されていて美しいです。あの小径にこんな素敵な場所があることを知りませんでした。
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名前:ゆき
投稿者コメント
夕日が南山の校舎と自然を照らしてくれるような写真で幻想的だったから選びました。
選評
G30教室とJ棟の間に一瞬立ち上がる、南山の美しいトワイライトゾーン。
校舎と自然を照らし出す夕日と電灯の共演の瞬間に、今日から明日へのNanzan Mindの遷移を感じとることができる素晴らしい作品だと思います。

名前:イトウ シンジ
投稿者コメント
山里キャンパスらしい場所。
それはキャンパスの竣工から60年を経ても変わらないメインストリートです。
メインストリートは、キャンパスの中心であるG30教室の前で緩やかなカーブを描き、行き交う人たちが自然と言葉を交わす、いわば、建築の余白のような空間を生み出しています。
レーモンド夫妻が山里キャンパス設計のためにこの地をはじめて訪れたのは1961年のある夏の日のこと。その丘には、南北に続く細い1本の道があり、その道を自然の地形のまま活かしてキャンパスを設計することが自ずと決まったという。そんなストーリーは、今も大切に語り継がれています。
写真は、2017年1月15日の朝7時に撮影した1枚です。
2017年度の大学入試センター試験の2日目は雪でした。
受験生を迎えるために、自習室であるG30教室の暖房を点検した後の風景です。
選評
レーモンド・リノベーション・プロジェクト前の校舎には、蔦が一面に絡まっていました。
春に芽吹き、夏は緑深く、秋の紅葉を経て、冬に葉を落とす、校舎からも四季を感じることができました。
センター試験当日という状況も相まって、雪を被った校舎から厳かな雰囲気が出ています。南山大学のキャンパスはこうした表情を見せることもできるのです。

名前:cherry
投稿者コメント
緑豊かな南山キャンパスのなかでも、特にお気に入りの場所です。
毎朝、眩しいくらいキラキラとしたこの木漏れ日を見ると、これから始まる1日のエネルギーがもらえます!
選評
メインストリートに向かって緩やかに上るこの小径は、丘陵地の起伏を生かし、自然と調和するレーモンドの設計思想が大いに感じられるスポットです。
緑の間から差し込む朝の光に包まれて、心も身体も軽くなる様子が伝わってきます。
今日、この学び舎の丘ではどんな1日が待っているんだろう。
そんな希望に満ちた前向きな気持ちになれる1枚です。

名前:うーたん
投稿者コメント
課題が立て込んでいる期間は、閉館時間近くまで図書館に残って課題をやってから帰るのですが、疲れて外に出たときに目の前に広がる光景にいつも癒されていました。夜の南山の雰囲気がお気に入りで、それを見るために課題を頑張っていたと言っても過言ではありません。自然豊かなキャンパスが温かい光で照らされているという光景は南山大学の魅力であると思います。その魅力を学外の人にも知ってもらいたいと思い、2024年のオープンキャンパスでキャンパスツアースタッフをやった際に、参加者の皆さんにお見せしました。すると、「素敵〜!」と皆さんが見惚れながら言ってくださいました。
上記の内容は1枚目の写真についてですが、その他にも季節や時間によって違う表情を見せてくれる山里キャンパスに日々癒されてきました。その中でも、キャンパスツアーで参加者の皆さんにお見せした写真を含め、私のお気に入りの南山の様子を厳選して送付させていただきます。応募作品は南山大学のWebページやSNS、広報媒体で使用される場合があるとのことなので、この魅力が少しでも多くの人に届いてほしいと思い、応募させていただきました。
選評
レーモンド建築が残してくれたキャンパスの自然が美しく表現されています。
ここはキャンパスのどこ?と考えさせられた構図の面白さも感じられる作品です。

名前:三井優実
投稿者コメント
ライネルス中央図書館前庭が青い光と星形の装飾で包まれるこの幻想的な瞬間は、南山大学ならではです!
静かな夜に光が灯り、祈りや聖歌が響く温かな雰囲気を写真を通じて多くの人に伝えたいと思いました。南山大学の温もりが詰まった特別な景色なので、この1枚を選びました。
選評
地球儀のモニュメントにクリスマスの装飾を施したのは今年が初めての試みでした。
夜の図書館を背景とした美しい作品です。南山の新しい風物詩になることを期待しています。

名前:フェイ
投稿者コメント
アントニン・レーモンドの建築探訪ツアーに参加して、今まで知らなかった南山の建物の色々な魅力に気が付きました。外壁の赤色は建設当時の南山の土の色が赤かったことに合わせたということや、窓を大きくして縁側の雰囲気で外とつながっている作りになっているなど、外の自然と調和するよう建てられていて、建物の中にも自然な太陽光が入るよう色々な工夫がされており、影も楽しむことができるなど、色々な発見がありました。留学生を教えていますが、学生は新しい建物を好み古い教室への文句も多々耳にしますが、古きよきキャンパスの魅力をもっと伝えていけたらと思いました。
選評
独特な写真のアングルにより、ロビーと秋の色が一緒に見られる点が美しいです。
静かなこの場所から外を見ると、パッヘスクエアとグリーンエリアが大きな絵画のように見えて不思議な気持ちになります。

名前:tomatokiraimizuki
投稿者コメント
窓から見る景色が綺麗でつい撮ってしまった写真。
南山大学のいいところはどこの教室からでも自然の景色が目に入るところ。
私はその景色がすごく好き。
選評
建築家レーモンドが「自然との調和」と「学問することの理想」をキーコンセプトとして設計した学び舎の丘、Yamazatoキャンパス。
この後ここに学生たちが入ってくるのか、今までいた学生たちが去った後なのか、いずれにしても、自然と建築と学生がすべて揃ってBeautiful Campusが成立するというシンプルな真理が、この一枚の写真の中に濃縮されているように思います。
ゼミ対抗戦
キサラ学長賞に選ばれた作品をご紹介します。(計3作品、順不同)
1 | 上峯ゼミ(人文学部 人類文化学科) | 作品はこちら |
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2 | 石垣ゼミ(経営学部 経営学科) | 作品はこちら |
3 | 水留ゼミ(法学部 法律学科) | 作品はこちら |

ゼミ名:上峯ゼミ(人文学部 人類文化学科)
投稿者コメント
上峯ゼミ(考古学)では、授業や課外活動で石器を作ってみることがあります。石器時代の人たちが使ったのと同じ岩石(黒曜岩)を、石器時代の人たちのやり方をまねて割ってみる。目の前で割れた石が見せる模様と自分の気づきは、ホンモノの遺跡出土品を観て石器時代に迫るときの道しるべになります。やって、観て、考える。上峯ゼミの日常をのぞきみる一枚です。
選評
秋の紅葉と建物の赤のコントラストが素晴らしく、その中で研究している学生たちの姿がより魅力的に見えます。建物の外でも授業ができる環境は、都心のキャンパスでは珍しいのではないでしょうか。
関連ページのご紹介 |
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ゼミ名:石垣ゼミ(経営学部 経営学科)
投稿者コメント
ゼミのみんなで教授の名前を表現!!自然の中で生き生きと学びを深めています。
選評
先生の名前を表している点が面白くてユニークです。先生と学生の距離が近いのも南山の特徴。仲の良さが伝わってきて、温かい気持ちになります。
関連ページのご紹介 |
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ゼミ名:水留ゼミ(法学部 法律学科)
投稿者コメント
私たちはこのキャンパスで刑事法の勉強をしています。lex libertati, lex charitatis -- 私たちが勉強しているのは人に不自由と苦痛を強いる法。犯罪者に刑罰を課すのは何のためだろう? 刑法や刑罰制度はどのように社会の利益に寄与しているのだろう?
(G27教室にて)
選評
建物に刻まれているラテン語とゼミでの学びを結び付けている点が良いですね。扉の向こうからひょっこり覗く皆さんの姿も愛くるしいです。フレスコ画の色味も鮮やかで、皆さんの笑顔と調和しています。
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