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経済学科

発想力、論理的思考力、自己表現力などに優れた人材の育成。

学生 / 男子:762名 女子:391名 (2023年5月1日現在)

教員 / 27名

教員紹介

学科作成Webページ

学ぶ内容

本学の経済学部は1960年の創設以来、半世紀以上にわたって、経済学の知識を有するだけではなく、発想力、論理的思考力、自己表現力などに優れた人材の育成に努めてきました。経済学科では専攻科目を、①「理論経済学」、「経済成長論」など実際の〈経済分析の方法〉に関わる科目、② 「財政学」、「金融論」、「労働経済学」など〈政策〉の在り方を考える科目、③「アジア経済論」など〈国際〉的な視点で経済をみる科目、④ 〈歴史と思想〉といった長期的観点から現在の経済社会を考える科目の4つの領域にわけています。1年次に「ミクロ・マクロ経済学」などの基礎科目、各領域の入門科目(コア科目)を学んだ上で、2年次以降は、各領域のより専門的な内容の習得に進みます。また、⑤〈社会人基礎力科目〉として、例えば、グローバル社会に対応できるように主にネイティブの教員から、現場で必要な英語を学ぶビジネス英語などの科目を選択することもできます。2017年度から「経済英語海外研修」(オーストラリアのグリフィス大学への短期留学プログラム)を開設し、学生は約1ヶ月、現地の人々や他国からの留学生と交流を深めながら英語学習やアクティビティに取り組むことができます。

学科の特色

第1の特徴は、1・3・4年次必修のゼミナール(経済演習)です。学生自らがテーマを設定し、データや文献を調べて発表し、全員で議論を重ねながら、”自ら考え、伝える力“を養います。第2の特徴は、経済学の知識と現実社会との関わりの重視です。金融、財政等に関する各専門科目の修得によって、少子高齢化、雇用と労働、財政赤字、金融危機などの問題に注目しながら、”社会を見る眼“や課題解決に向けた”判断力と発想力“を育てます。第3の特徴は、”国際性“を養う点です。環境問題、国際貿易・金融システム、アジアの発展と日本など、国際性と深く関わるテーマについて学ぶ一方、ビジネス英語、時事英語などの授業や短期留学プログラムである経済英語海外研修により実践的な英語能力の向上を図り、国際分野において活躍できる人材の育成を目指します。

想定される進路

大学時代に学んだ経済に関する各種専門的知識、自ら考え・伝える力、社会を見る眼、国際性に加え、本学科に設けられている「キャリア」について考える講座等各種科目の修得で身につけた自己分析、自己表現、プレゼンテーション能力といった社会人基礎力を活かし、社会人として様々な分野で活躍が期待できます。卒業後の進路としては、メーカー、商社・流通、金融・サービスなどの一般企業、国や地方公共団体などの公務員、中学や高校の教員、NPOなど、多様な就職の実績があり、多数のOB・OGが大学で培った能力を発揮しています。

海外実習

学科長

経済学部/経済学科長 都築栄司 教授(専攻分野:金融論、マクロ経済学)

長期研究「経済成長の理論研究」

日本を含む先進国では、長期的に潜在成長率が低迷する一方で、R&D投資のGDP比は増大し続けている。本研究では、内生的成長理論を含む動学的一般均衡モデルの枠組みに、有限期間のパテントを導入し、パテントの保護期間の長さが経済の成長と安定性に与える影響について理論的に明らかにする。

短期研究「遅延微分方程式を用いた政策ラグの動学分析」

財政・金融政策の実施における時間遅れ(政策ラグ)の存在が、経済の安定性に対してどのような影響を与えるのかを理論的に明らかにする。金融・財政政策ルールを導入した連続時間の動学的一般均衡モデルをベースとして、ここに、固定ラグ(政策ラグ)を導入する。このとき、モデルの動態は、遅延微分方程式系として記述される。この系を解析的・数値的に分析することで、政策ラグが定常点の局所的安定性に与える影響を明らかにする。

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経済学部経済学科