文字サイズ
  • SNS公式アカウント
  • YouTube
  • Facebook
  • X
  • Instagram

学部・学科海外実習

経済英語海外研修(オーストラリア)

国際社会で通用する英語能力と経済的知見を育む。

海外で視野を広げ、英語能力を磨くとともに多角的に経済社会を考える。

グローバル化が進み、様々な業種の日本企業が海外に進出している昨今、英語能力の必要性は急速に高まっています。英語の4技能「読む・書く・聞く・話す」の中でも、日本人学生は、特に「聞く・話す」の分野で遅れをとっています。この海外研修では、オーストラリア・クイーンズランド州の州都ブリスベンで、ホームステイをしながら、グリフィス(Griffith)大学ネイサンキャンパスの大学付属語学学校で、英語を集中的に学びます。さらにアクティビティでは、現地の商工会議所の見学や自然環境保護策を考えるツアーに参加し、短期的・長期的な視点で経済のあり方を考えます。

研修に積極的に取り組むことで、英語能力はもちろん、異文化への理解力や社会への適応力を高め、今自分たちのいる環境を客観的に眺めたり、自分自身のキャリア(生き方)についての気づきも得られるでしょう。

実習内容

能力に合わせた授業と自主学習。

英語教育に長けたネイティブの教員の指導を受け、英語の4技能「読む・書く・聞く・話す」を総合的に高めます。事前にクラス分けテストを実施し、自分のレベルに合ったクラスで、世界各国や日本の他大学から参加している、意識の高い留学生とともに学びます。設定されたクラス以外で英語を自主的に学習できる環境も学内に整っています。留学生には全員学生証が渡され、学内の図書館はもちろん、インターネットやE-mailの使用が可能なコンピュータ施設なども利用できます。特に自習センター(Independent Learning Centre:ILC)では、いつでもPCやインターネット、iPadフラットスクリーンTVなどを利用して、自分が向上させたい英語の技能を、集中的に強化できます。また、現地学生と交流できる場も随時設けられており、クラス以外でもコミュニケーション力を高められます。

多角的に経済社会への理解を深めるアクティビティ。

研修中に設けられているアクティビティには、商工会議所の見学があります。ガイドを聞きながら、経済の短期的な動きを詳しく学ぶことができます。一方、ブリスベンに生息する独特の植物、野鳥、動物などと実際に触れあい、それらが生きる環境を守る現地の取組みについてレクチャーを受け、グローバルかつ長期的な経済成長についても考えます。つまり、これらアクティビティでは、短期的な視点と長期的視点から、多角的に経済社会を捉える力をつけます。アクティビティ以外でも、現地学生および他国からの留学生たちと、コミュニケーションをとることで、異文化への理解を深め、世界経済ひいては日本の経済社会を客観的に見直す機会が得られます。

参加学生の声

経済学科 窪田響さん
(2年次に参加)

僕は2年次の夏季に経済学部の短期留学プログラムに参加しました。この留学プログラムでは、自分の英語力はもちろん、日本では出来ない経験を経て人として大きく成長できると思います。

語学を学ぶという観点からは、平日毎日行われる授業はレベル別に分かれており、様々な国からの留学生とともにコミュニケーションをとりながら、より実用的な英語力を身につけることができます。そこで学んだことを活かしてホストファミリーとどんどん会話ができるようになるのはとても楽しく成長を実感できます。また、今でもホストファミリーとの近況報告は僕の楽しみの一つになっています。

授業がない日には自然に囲まれたブリスベンならではのアクティビティに参加したり、友達と計画を立てて遊びに行ったりすることができます。日本語が通じない環境の中では遊ぶことですら大変に感じることはありますが、それに勝る楽しみや良い経験になります。

自分の成長のために、迷ったらまずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

学びの内容

学生一人ひとりのレベルに合った語学研修

午前は他の留学生と合同で英語授業を受けます。レベルはBeginners(初級者)からAdvanced(上級者)まで6レベルに分かれており、1クラスの人数は約15名です。授業時間は4時間(9:00~13:30 11:00~11:30は休憩)です。

現地学生との交流や短期的長期的な経済の仕組みを学ぶアクティビティ

午後には週1,2回、南山大学生のみのクラスで現地学生との交流や、オーストラリアの自然・環境などを学ぶアクティビティに参加します。

異文化への理解と今置かれている社会や自分自身についての発見

英語クラスやアクティビティだけでなく、ホームステイ先の家族との交流などを通じて、異文化への理解を深めることができます。さらに異文化社会の視点から、自分たちの今の環境や自分自身の生き方についても、何らかの気づきを得られるでしょう。

2023年度シラバス

2020年度・2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により不開講

基本情報

海外実習先 オーストラリア
滞在地域 グリフィス大学(クィーンズランド州ブリスベン)
期間 8~9月(夏期休暇中)約4週間
単位数 4
参加費用 約60万円(2023年1月現在)
参加人数 2~4年次 約20名

スケジュール

1日目 中部国際空港集合→シンガポール経由 機中泊
2日目 ブリスベン空港着、バスで研修校へ移動
ホストファミリーと合流後、滞在先へ移動
ホームステイ
3日目 グリフィス大学にてオリエンテーション
4~5日目 自由行動
6~24日目 グリフィス大学付属語学学校にて研修
アクティビティ
  • クィーンズランド州証券投資委員会訪問
  • ノースストラドブローク島ツアー
  • 現地学生との交流
25日目 ブリスベン空港へ移動→香港経由 機中泊
26日目 帰国

スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。