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経営学科

経営にかかわる課題を発見し、解決に導く論理的思考を養う。

学生 / 男子:592名 女子:567名 (2024年5月1日現在)

教員 / 26名

教員紹介

学科特設Webページ

学ぶ内容

世界経済の中で大きな役割を担う企業にとって、刻々と変化する膨大な経営情報をいかに的確に手に入れ、どのように活用するかは企業競争力を決定する重要な鍵となります。本学科では、高度情報化社会におけるビジネスシーンに対応する「情報の読み書き能力」を身につけることを重視。データ解析能力・会計処理と統計モデルを用いた情報処理技術を学びながら、広い視野から様々な社会現象を分析することによって経営に関わる問題を発見し、その解決策を考えていきます。

学びの柱となるのは、4 コア・3スキル制のカリキュラム。経営活動の基本的な要素である「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の 4領域を偏りなく学び、経営学の基礎をしっかりと固めた上に、「ビジネス英語」「簿記」「情報・解析」のスキルを積み上げます。本学科では、経営を多面的に捉える力と、グローバルビジネスの現場に対応し得る確かな実務能力、豊かなコミュニケーション能力を着実に養成。社会人として大切な「人間力」もみがき、グローバル化・ボーダーレス化・情報化した現代社会で、幅広く活躍する素養を身につけます。

学科の特色

経営学科の特徴の1つは,指導教員クラス制をとっていることです。1年次から4年次まで少人数教育を徹底しています。1年次の基礎演習,2年次のプレゼミと,経営学の様々な領域の先生の指導のもと,仲間とともに学ぶことができます。3年次の経営学演習と4年次の卒業研究は,連続して同じゼミで受講することで,専門性を深めていきます。
2つ目の特徴は,ビジネス英語科目の充実です。1年時で必修外国語の英語を1週間に4コマ設定,2年次以降,英語による科目中心の選択が可能です。さらに,英語で学ぶ経営学の科目が専門科目にあり,英語文献を使った学びへと発展することができます。
3つ目の特徴は,実務家による講義があることです。現代産業論や税務会計論など,実務経験が豊かな専門家による講義が充実しています。理論と現実を行ったり来たりしながら,ビジネスについて学びを深めることができます。

想定される進路

本学科では、広い視野から様々な社会現象を分析し、企業経営における実践的な知識を身につけ、的確な経営判断が下せるビジネス・パーソンの育成を目指しています。多くの学生がグローバル化・ボーダーレス化・情報化した現代のビジネス社会で、幅広く活躍してくれることを願っています。
卒業後の進路について、経営学科は常に高い就職内定率を維持しています。進路先の具体的な業界としては、メーカー、金融・保険、商社・流通、サービス、公務員などとなっています。

海外実習

学科長

経営学部/経営学科長 竹澤直哉 教授(専攻分野:ファイナンス)

竹澤直哉 教授

長期研究「国際投資、リスクの評価」

長期研究「リアルオプションによるリスク評価」

投資心理、情報と資本市場

金融は、何を勉強する分野なのかと問われたら、どのように答えていいのだろうか?漠然とお金に関係のあることというイメージを持ってしまっている場合も多いかもしれません。事実、金融と一口にいっても、近年の金融市場のめざましい発展によって、金融分野に入る事柄は、年を追って広くなってきつつあり、お金に関係のあることなら、どこかで金融に繋がる可能性は非常に高いでしょう。年金や投資はもちろん銀行やクレジットカードの決済を通して、毎日、何らかの形で金融というものに関わりを持って生きているということが言えるのではないでしょうか?とくに、テクノロジーの急速な進歩により、情報やそれを分析する人工知能、投資家心理なども、企業活動や金融との関わりが深くなるでしょう。

この企業活動をより高い視点から見ると、金融はお金の流れを見ているということが言えるのではないでしょうか?幅広くとらえれば、金融はお金がある場所から別の場所へ動き回っているのを分析しているとも言えるかもしれません。こうして流れているお金を提供する側は"投資活動"を行い、そのお金を受け取る側は"営業活動"などを行っているのです。この流れを円滑に進め、可能にしているのが"資本市場"であり、一般的には、企業活動を助けてくれるのです。企業活動といっても、その活動は複雑に入り組み、投資と営業の両方を考慮しがら行ってきました。

従来、投資と企業活動は別々の理論であると考えられてきましたが、情報テクノロジーの発展により、その垣根がなくなりつつあります。企業活動の範囲が国内の枠を超えて、グローバルに展開するようになったことで、投資や企業活動の理論も国際的に進化しました。これからは、情報テクノロジーの発展によって蓄積された情報や投資家心理を加味し、情報や投資心理を総合的に把握しながら、資本市場を分析することが重要になるでしょう。

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経営学部経営学科