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学長からのメッセージメイルマガジン「EPISTOLA」

No.75「学術交流協定」

2026年6月17日

南山大学は、50年以上にわたり、世界中の大学との学術交流協定を積極的に推進してきました。現在、大学Webページには137の提携機関が掲載されています。これらの機関の大部分は北米(47)とヨーロッパ(43)にあり、米国内だけでも43機関に及びます。これは、50年以上前に留学生別科が設立された当初、主に提携先をこれらの大陸に求めていたことを反映しています。もっとも近年、本学は提携機関の地理的な多様化に積極的に取り組んでおり、現在ではアジアの27大学、中南米の14大学、オセアニア(オーストラリア)とアフリカのそれぞれ3大学と交流プログラムを実施しています。

先日、総務・将来構想担当副学長の岡田教授と共に韓国へ渡航し、ソウル南部の牙山(あさん)にある韓国警察大学と覚書および学術交流協定を締結しました。牙山は温泉地として知られ、15世紀には皇帝の離宮があった場所です。牙山へは高速鉄道を利用すればソウルから約30分でアクセスできます。

韓国警察大学は1979年に国会で可決された法律によって設立され、1981年から学生の受入れを開始しました。学部生は約400名、大学院生は100名以上が在籍しています。警察官の継続教育のための様々なプログラムを提供しており、警察行政や捜査手法に関する研究は国際的に高く評価されています。世界20以上の機関と交流プログラムを実施しており、来月にはキャンパス内に新たな国際センターが開設される予定です。

昨年、韓国警察大学の学長率いる代表団が南山大学を訪問し、両大学間の交流の可能性を探ることが提案されました。その後の交渉は順調に進み、私自身も先方の大学を訪問し、そこで覚書と交流協定に署名する機会をいただきました。キャンパスは10年ほど前にソウルから現在の場所に移転しており、自然の中に新しく近代的な施設が整備されていることに感銘を受けました。それはまさに私たちのキャンパスを彷彿とさせるものでした。

韓国警察大学は、強い奉仕の精神と揺るぎない倫理観を備えた警察官の育成を目指しています。この目的は、世界中で人間の尊厳を広く促進するという南山大学の使命と合致するものと考えています。さらに、他の提携大学と比較して、この大学は特有の性格と目的を持っており、今回の協定締結により、提携関係を別の側面から多様化することに貢献するでしょう。教育と研究における相互の学術交流を期待しています。

南山大学長 ロバート・キサラ

発行人:南山大学長
発行 :南山大学学長室 (nanzan-mm-admin@ic.nanzan-u.ac.jp