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『南山大学をたべる』

「あるむないキッチン」ささみフライをつくってみた①@南山小学校

卒業生の皆さんから期待の声が多く聞かれる「ささみフライ定食」復刻企画。
皆さんから寄せられたささみフライ定食の思い出をもとに、まずは、ささみフライを実際に作ってみることにしました。思い出の味、再現できるかな?

取材日

2026年3月23日(月)

アンケート結果から見えてきた、
伝説のささみフライ

料理は趣味レベルの「あるむないキッチン案内人」佐々木先生。今回、昭和~平成初期の伝説メニューを復刻させるため、令和の最新技術「生成AI」を活用しました。皆さんから寄せられたアンケート結果をテキストマイニングし、散らばっていた記憶の断片から「当時の味と姿」を再現すべく、何度も何度も微修正を重ねることで、ささみフライのレシピとイメージ画像がようやく形になってきました。

「案内人」のご紹介

ささみフライに関するアンケートの分析結果

「頻度の高い人の重み付け」や「卒業年次による変遷」を考慮しながら、テキストマイニングの手法を用いて分析を行いました。

その結果、当時の「ささみフライ定食」の核心に迫るレシピの骨格が見えてきました。

1. 記憶の分析結果(味のDNA)

「ザクザク・ガリガリ」の厚い衣

利用頻度が高い人ほど「衣の硬さ」に言及しています。「きつね色より少し濃い茶色」「しっかり揚げてある」という声が多く、繊細なフレンチスタイルではなく、食べ応えのある「学食らしい」揚げ方が特徴です。

イメージ

「梅肉・大葉」の有無(年代による分かれ道)

1980年代半ばから90年代前半の卒業生に「梅肉」「大葉」への言及が集中しています。一方、70年代後半の方々は「シンプルにささみのみ」という記憶が強いようです。「プレーン」から始まり、80年代半ばに「梅・大葉入り」へアップデートされた可能性が高いです。

イメージ

「赤だし」と「たっぷりのソース」

名古屋の大学(南山大学)ならではの「赤だし」とのセットが必須条件です。また、ソースは「ウスターソースをどばどばかける」のが当時のスタイルだったようです。

イメージ

2. 復刻レシピ案(暫定版)

分析に基づき、40年前の味を再現するためのレシピを構成しました。

材料

鶏ささみ 1人前3本(ボリュームがあったという証言から、小さめなら3本、大きめなら2本)。筋は丁寧に取り、少し叩いて平らにする。
中身(80年代中期以降Ver.) 練り梅(または叩いた梅干し)と大葉。
小麦粉、溶き卵、パン粉(乾燥パン粉の細かめ〜中目)。
付け合わせ キャベツの千切り(山盛り)、きゅうり(斜め切り)、赤だし、ご飯。

調理のコツ

1. 下味 「塩コショウが効いていた」という証言があるため、肉にしっかり下味をつけます。
2. 揚げ方 180度のやや高めの温度で、衣が濃いめのきつね色になるまでしっかり揚げます。
3. 提供スタイル アルミ製、またはプラスチック製の仕切りのあるプレートに乗せると、より当時の雰囲気が再現できます。

3. 当時のイメージ復元(画像生成AI)

アンケートの中には、「1987年の卒業アルバムの学食ページに、まさにこの定食を食べている写真がある」という非常に具体的な情報も寄せられました。こうした証言を手がかりにしながら、文章だけでは見えにくい「当時の姿」を、画像生成AIを活用して可視化。寄せられた思い出をもとに、盛り付けや色合い、全体の雰囲気を少しずつ再現しました。

画像生成AI

できあがったレシピと食材を携え、いざ、調理に臨みます!

調理開始(次ページへ)
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