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アントニン・レーモンド氏のお孫様シャーロット・レーモンド氏とご家族がご来学

News

3月23日、南山大学にアントニン・レーモンド氏のお孫様であるシャーロット・レーモンドさんをはじめ、そのご姉妹のレスリーさん、ジャネットさん、クリスティーナさん、そしてレーモンド氏のひ孫にあたるボジェナさん、ジョリーさんが来学されました!

南山大学のキャンパスは、チェコ出身の建築家 アントニン・レーモンド氏(1888-1976) によって1964年に設計されたものです。

シャーロット氏は、1980年代に最初に来られてから、2019年と2024年にもお越しになっており、今回で4回目のご来学となります。
お祖父様が手がけた建物が当時の姿のまま残っていることに感激され、実際に触れながらその空間を楽しまれていました。

キャンパス内には、アントニン・レーモンド氏がデザインした鉄製レリーフがあります。このレリーフは、旧約聖書の「天地創造」をモチーフにデザインされたもので、南山大学のシンボルの一つとして親しまれています。
また、アントニン・レーモンド氏の夫人であるデザイナーのノエミ・レーモンド氏が、南山大学の多くのインテリアをデザインしました。シャーロット氏とご家族は、ノエミ・レーモンド氏のデザインによるベンチにも座りながら、当時の情景に思いを馳せていました。

最後にシャーロット氏とご家族から、「レーモンドの建築が長く大切に使われ、またそのデザインの精神を継承してキャンパスが計画されていることが何より嬉しい」という温かいメッセージをいただきました!
アントニン・レーモンド氏の想いが今もこの場所に息づいていることを、改めて感じる一日となりました。

ノエミ・レーモンド氏のインテリアデザイン

なぜ図書館前の芝生に椅子?と思ったみなさん、レーモンド氏の妻ノエミ・レーモンドのデザインと伝えられている椅子が、レーモンド建築である図書館を万感の想いをもって臨む構図です。
山大学ライネルス中央図書館で、両氏のデザインに触れてみてください。

詳しくはこちら

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