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南山大学ライネルス中央図書館
-「山里キャンパス」60周年 記念刊行物 -

Antonin Raymond

南山大学ライネルス中央図書館では、1階エントランスラウンジにてレーモンド展示コーナーが常設されています。
2024年は、山里の地にアントニン・レーモンドの設計による校舎が建設されて60年の記念すべき年です。「山里キャンパス」60周年を記念して南山大学ライネルス中央図書館では記念刊行物を発行しましたのでご紹介します。

レーモンド展示コーナー

ライネルス中央図書館1階エントランスラウンジに設置されたレーモンド展示コーナーには、南山アーカイブズと連携したレーモンド建築に関する展示が常設されており、2015年のQ棟・リアンの新築から始まり、レーモンド・リノベーション・プロジェクト、2023年のライネルス中央図書館計画を経て、長期間にわたりレーモンド建築の再生保存を取り入れながらキャンパスを継続的に成長させている様子が紹介されています。

南山大学ライネルス中央図書館
「山里キャンパス」60周年記念刊行物

デュナミス -特別号-
図書館とAntonin Raymond

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キャンパスMAP【南山大学】
アントニン・レーモンドの建物探訪

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カトリコス
No.39 2024.11
山里キャンパスに込められた思い
建築家アントニン・レーモンドの天地創造

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カトリコス
No.39 別冊 2024.12
ことばでめぐるレーモンド建築

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南山大学ライネルス中央図書館
レーモンド建築の痕跡

図書館の各所にも、レーモンド建築の様々な痕跡が紹介されています。中央階段のタイルは竣工時から残るもので、各階で異なるストライプ柄となっており、創建当時の姿をそのまま現しています。また、入退館ゲートの上、特徴的な天井デザインはレーモンドの設計による菱目型の梁です。書架がどのように置かれてもその重量が梁にうまく伝達される構造となっており、機能とデザインが一体化された合理的な設計です。さらに正面出入口には、プレキャスト工法で作られた知識の泉にいざなうモザイク壁画、その向かい側のレトロなコンクリート階段の手すりには円形の穴があることにお気づきでしょうか。これも全てレーモンド建築の一端なのです。
是非この機会に、普段は通り過ぎている図書館のスポットに、少し足を止めて鑑賞してみてください。

右の図書館の前庭の写真は竣工当時。上南戦の結団式を行ったり、学生の憩いの場として活用されたりしていたという記録があります。

2024年現在
1979年ごろの増築直前の様子

写真のAは南山アーカイブズ所蔵、Lは図書館事務室撮影

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2024年日本建築学会賞(業績)受賞

今回受賞した業績賞は、2016年のQ棟・リアンの新築から始まり、レーモンド・リノベーション・プロジェクト、2023年のライネルス中央図書館計画を経て、長期間にわたりレーモンド建築の再生保存を取り入れながらキャンパスを継続的に成長させている取り組みが評価されました。

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