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『南山大学をあるく』

山里の地からSTATION Aiに足を運ぶ
NANZAN 社会連携 Meet Up2

日時:2025年11月21日(金)18:30-20:00
場所:STATION Ai 3Fセントラルラウンジ

報告
言語学から見ると「悪口の正体」は何だったのか?

「NANZAN 社会連携 Meet Up」の第2回は、人文学部の和泉悠先生を講師として招き、2025年11月「悪口の正体:有害言語のメカニズム」と題したトークライブでした。

今回も、卒業生、学生、教職員、企業の方々、一般の方々など、様々な方が来てくれました。私の友人も、「おもしろそう」と参加してくれましたよ。1回目からのリピーターもチラホラ。40名を超える参加者がトークライブ後のMeetUpまで楽しくお話できました。和泉先生は「ゆる言語学ラジオ」というポッドキャストにも登場する人気の先生なので、私も楽しみにしていました。石塚さんの例え話が具体的なので、途端にわかりやすくなって、さすがです。

さっそく、悪口ってなにかというと・・・「人を傷つけるもの」「悪意があるもの」というものでは不十分なのだと。悪口は、ランク付けをする行為、つまり、劣位化する行為なのです。序列化して、優劣をつけることによって、自分が上にいるようにする行為。優劣がつかない言葉はいじり、優劣がつくような言葉はいじめになるのです。(ちゃんと伝えられる自信がないので、詳しくは和泉先生の授業に出るか、著書をお読みください)
しかし、一方で、悪口は権力の集中を防ぐ機能もあるそうな。なるほど、上層部に立つ人に対しての風刺などは、その役割にもあたるのだと。そして、ある民族では大物ぶる人に対して悪口を使って、戒めるのだという。力を持つ人への、庶民からのある種のパワーにもなっているのかなと思いました。

「言葉は対象を記述するものではなく、社会的になにか状況を作り出している」という話など、うわっと思うことがたくさんありました。言葉によって状況をつくるなんてのは、広告の分野では常に試みられています。マーケティングの分野では、この序列化という行為は、ブランド作りなどに使われています。自社の製品を優位に見せるために、自社に有利なフレームを使ってランク付けをするといったことがこれにあたりますね。他の分野の研究、面白いですねえ。

そして、トークライブ後のMeetUpでは、みなさんが思い思いにお話をしてくれていました。トークライブに関する感想など、言いたいことがたくさんあって、楽しい時間でした。私のゼミのOBたちが近くにいた人たちと会話がはずみ、連絡先を交換していました。私も懐かしいOBと話ができました。

今回も、みなさまのおかげで楽しい会になりました。感謝申し上げます。

(経営学部 教授 川北眞紀子)

NANZAN 社会連携 Meet Up2

講師、ファシリテーター紹介

講師

和泉 悠

南山大学 人文学部 人類文化学科 准教授
言語学者

詳細情報はこちら(南山の先生)

ファシリテーター

石塚 元章

  • 名古屋市生まれ
  • 同志社大学法学部 卒業
  • 中部日本放送(CBC)入社
  • 放送記者として事件・司法・政治・行政・経済など取材
  • CBCテレビ・特別解説委員(現職)
  • 現在の出演番組:CBC-TBS系 テレビ『ゴゴスマ』など

「悪口」の正体
有害言語のメカニズム

講師:和泉悠准教授(人文学部:言語学者)
ファシリテーター:CBC石塚元章 特別解説委員

難しい話題を楽しくトークイベントで!

日時 2025年11月21日(金)18:30-20:00
18:30~19:30 トークライブ
19:30~20:00 交流タイム
場所 STATION Ai 3Fセントラルラウンジ
参加費 無料(事前申込制)
事前申込期間 11月4日(火)~11月18日(火)
定員 50名(人数に達し次第終了します)
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