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あなたにとっての ”Beautiful Campus, Nanzan Mind” を教えてください②

あなたにとっての ” Nanzan Mind” とは

“Nanzan Mind”とは、南山大学で学び、過ごす中で、知らず知らずのうちに心に育まれていくものかもしれません。人を大切にする姿勢、多様な価値観を受け止めるまなざし、自ら考え、社会と向き合おうとする意志――その受け止め方は一人ひとり異なります。

YAMAZATO60+の最終章として実施したアンケートでは、「あなたにとっての “Nanzan Mind” とは何か」を問いかけました。寄せられた回答には、南山大学での学びや出会い、日々の経験を通して感じた精神や価値観が、それぞれの言葉で表現されています。

本記事では、みなさんの声を手がかりに、南山大学が大切にしてきた理念が、どのように学生・卒業生・教職員の中に息づいているのかを紹介します。「山里キャンパス」60周年を機に、過去から現在へ、そして未来へと受け継がれていく“Nanzan Mind”のかたちを探ります。

卒業生

外国人が全く居ない田舎に住んでいた私は、キャンパスに常に留学生がたくさんいるので最初はなぜか少し緊張したのを覚えています。今となっては私の故郷にも外国出身の方は住んでいますが、当時は南山大学ならではの雰囲気でした。私にとってはわくわくするような広い世界への入り口でした。最近の不安定な世界情勢のなか、世界の誰もがお互いに思いやることの大切さや難しさを改めて感じています。

卒業生

先生方が常に「それは学生のためになるか」を第一に考えて、導いてくださったことが、社会に出てからも役に立っています。

卒業生を見ても、人の役に立つことを自然体で行い、みかえりを期待せず、楽しんで取り組んでいる人が多いと思います。

久しぶりに会った同期とも、スッと学生時代の関係に戻ることができるのは、南山、南短という共通項があるからでしょう。

卒業生

よく南山出身者は控えめだとか、他の人より一歩引いていると言われる。でも、僕は必ずしもそうは思わない。南山で学んだ人には、周りの人を一歩前に押し出す力があるように思う。だから、相対的に一歩引いているように見えるだけなのではないだろうか。もっというなら、自分が一歩進んだうえで、他の人を二歩進めることもできる。

「人間の尊厳のために」という教育モットーのもとで、僕たちは他者も自分も大切にすることを学生時代に学んできた。

南山出身者が一歩引いて見えるのは、決して後ろに下がっているからではなく、後ろから周りの人をそっと後押ししているからだと思う。自分だけではなく、周りの人とともに成長していく。そういうところに「Nanzan Mind」がある気がする。

卒業生

今は綺麗な人工芝のグランドに生まれ変わりましたが、南山砂漠と言われていたグランドでの4年間の鍛錬です。ここで培われた精神力のお陰で、企業戦士としての自分があると思います。

学生

多くの人が、ほかの人のことを思いやれる人であると感じる。自分やその友人だけのことを考えるのではなく、見ず知らずの人のことをも考える人が多いのではないか。

みなさんの声を聞いて

グリーンエリアでくつろぐ学生たち(1995年5月)

アンケートに寄せられた“Nanzan Mind”は、一つの言葉で言い表せるものではありませんでした。留学生との出会いから広がった世界へのまなざし、学生を第一に考える教員の姿勢、見返りを求めず人の役に立とうとする心、周りの人をそっと後押しする力、そして厳しい経験を通して培われた精神力。そこには、それぞれの南山での時間が映し出されています。
共通していたのは、自分だけでなく、他者とともにあることを大切にする姿勢です。誰かを思いやること、違いを受け止めること、人のために自然に行動すること。そうした日々の積み重ねの中に、“Nanzan Mind”は息づいているのかもしれません。
「山里キャンパス」で育まれてきた精神は、卒業後も、また現在キャンパスで学ぶ人々の中にも受け継がれています。みなさんの言葉から、“Nanzan Mind”は過去の理念にとどまらず、今を生きる一人ひとりの行動の中で、これからも形を変えながら続いていくものであることが伝わってきました。

写真:南山アーカイブズ所蔵

あなたにとっての ”Beautiful Campus” とは