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学長からのメッセージメイルマガジン「EPISTOLA」

No.5「週末のオープンキャンパス」

2017年8月23日

梅雨明け後の7月22日と23日、南山大学のオープンキャンパスを開催しました。この催しに全国から高校生、受験生そして保護者の皆さんが集まってくださいました。

私は、両日とも、R棟1階フラッテンホールで行われた南山大学概要説明会でご挨拶したのち、相談コーナーの一つを担当しました。広いキャンパス内のいくつもの教室棟で、学部説明会や入試説明会などの各種説明会、受験生向けとして各学科による模擬授業が行われ、また、一般の方向けに公開講座も開催されました。留学や就職相談コーナーも設けられ、さらに学生によるキャンパスツアーやクラブ活動・サークル紹介などもあって、今年も、南山大学のオープンキャンパスは盛りだくさんの内容になりました。

私が担当していたのは「学長と語ろう」というコーナーでした。これから受験しようという高校生の皆さんには、なかなか足が向かないコーナーではと心配していましたが、そこはさすがに南山大学を目指してくれている若者たちでした。志望する学部学科での勉学についての質問に交えて、南山大学のビジョン・キーフレーズ「個の力を、世界の力に。」をめぐる自分自身の考えや思いを篤く語ってくれる人がいましたし、高校で学んだキリスト教の専門用語についての質問ということで「三位一体」という術語の歴史的背景や論争の展開などについて尋ねてくれた人もいました。振り返ってみれば、コーナーの傍にいた人たちの目には、フラッテンホール前のホワイエに設置した小さな相談コーナーが、おそらく大学でおこなわれる講義の一コマのように映っていたのではないかと感じられ、思い起こすと楽しくなります。

梅雨が明けたばかりのこの週末、初日は日差しが強く大変でした。二日目は曇り空で、途中、雨が降ったこともあって、だいぶ蒸し暑く感じました。そのような中、大学のメインストリートには「かき氷の屋台」が出ており、そのどことなく懐かしい風景にしばし心がなごむ気がしました。暑い中、遠方から南山大学まで来てくださった高校生、受験生そして保護者の皆さん、ありがとうございました。また、週末返上で諸企画を運営実施してくださった本学関係者の皆さんにも感謝します。

南山大学長 鳥巣 義文

発行人:南山大学長
発行 :南山大学学長室 (nanzan-mm-admin@ic.nanzan-u.ac.jp