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短期大学部英語科(2020年閉学)

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

短期大学部英語科は「人間の尊厳のために」というモットーに基づいて、広い視野と見識をもって現代社会で自律的に自ら判断して行動する力をもち、英語をコミュニケーションの道具として用いて異質な集団と交流することができる女性を育成します。
英語科ではその目標に基づくカリキュラムを履修し、卒業に必要な単位を修め、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学位(短期大学士)を授与します。

  • キリスト教精神について理解していること。
  • 現代社会に生きる女性として、社会について広い視野と自分の考えをもつこと。
  • 英語の4技能(読む力、聴く力、書く力、話す力)をバランスよく身につけ、他者の言うことを理解でき、自分の言いたいことを言えること。
  • 日本文化についての知識をもち、それについて説明できること。
  • 異文化について理解し、多様な価値観を認めて、異文化のなかで育った人と交流できること。

カリキュラム・ポリシー

短期大学部英語科の教育は、「人間の尊厳のために」というモットーに基づいて行なわれています。英語を学び実践的に使う訓練をする科目群が中心に置かれていますが、それは「自分とは言語文化の異なる他者を理解し尊重する・そのような他者と真に敬意を持って交流する」ことを通して「人間の尊厳のために」を実践する女性を育成するためです。カリキュラムは大きく4種類のグループに分かれており、学期ごとに各グループから何科目かを組み合わせて学びます。
『基本科目群』では、キリスト教学を始め、特色のある実技科目や他学部と共通の科目群などの幅広い選択肢から、思索や実践をバランスよく学びます。
『コアトレーニング科目群』では、1年次・2年次を通して、読む・聴く・話す・書くといった基本的な英語のスキルを訓練していきます。学んだことが相互に結びつくよう、科目間連携が強化されています。
『テーマ科目群』では、コミュニケーション・文化比較・国際交流・国際協力などの特定のトピックについてテーマを絞った科目により、『コアトレーニング科目群』で訓練した英語がどのように実践の中に活きるかを学習します。
『キャリアデザイン科目群』では、英語科での学びを卒業後にどのように活用できるかを省み、次のステップへ繋がるような科目が配置されています。
また、2年間の学修の目的や計画や動機づけを明確なものとして位置付けるため、1年次・2年次を通して「ラーニングコミュニティⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」という必修科目を設けてあります。この科目は、英語科のカリキュラムの中で、扇の要のような役割を果たすものです。この少人数クラスでの担当教員の指導や協同学習を通して、大学ならではの学習方法の基礎を固めるとともに、科目間の結びつきや各学期の位置付けなどを確認していくことができるようになっています。さらに、リーダーシップやグループ内でのメンバーとしてのあり方も学びます。

アドミッション・ポリシー

短期大学部英語科では、人間一人ひとりを大切にし、家庭や地域社会また国際社会のどこにおいても、人々の間に信頼と平和を作り出すことのできる人材の育成に全力を注いでいます。従って、本学科は、人間の活動や社会の仕組みについて学ぶための基本的な日本語理解力と表現力があり、英語という異なる言語やその背景にある文化を学ぶことに積極的で、広い視野をもって地域社会や国際社会に貢献したいと考えている意欲的な女子学生を受入れます。
入学時点で短期大学部英語科での学びの土台となる基本的な英語力と日本語力を備えていること、個人学習の習慣が身についていること、授業でのペア・ワークやグループ・ワークを含む教室でのコミュニケーションに積極的であることが求められます。