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2025.05

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建築と空間に関する哲学カフェ
~その神聖性と美的・歴史的価値をめぐって

建築物には、たとえば神言神学院の聖堂のように、神聖な空間を構成するものもあるが、そういった神聖な空間を構成する建築物には美的・歴史的価値があることが多い。
その美的・歴史的価値については、本来はその内部に入り、内部で語る方がその価値についてよりよく知ることができる。しかし、世俗的な観点からその価値を内部で語ることは、その空間自体の神聖さを損ねてしまうのではないか?だとすれば、神聖な空間の建築的価値をその神聖さをいったん棚上げして内部で語ることはどこまで許されるのであろうか?これは、宗教文化の問題、社会倫理の問題でもあり、人類学でのフィールドワークの問題でもある。南山大学における三研究所の研究者と参加者とともに、この問題について考えたい。

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概要・日程

企画名 建築と空間に関する哲学カフェ
~その神聖性と美的・歴史的価値をめぐって
日時 2025年5月17日(土)10:00~12:00(開場9:30)
会場 南山大学ライネルス中央図書館NANTOルーム
対象 南山大学レーモンド建築をめぐるキャンパスツアーの参加者またはレーモンド建築に関心のある方
参加方法 申し込み不要。参加無料。
定員 30名(来場者多数の場合は立ち見になる可能性があります)
話題提供者
  • 奥田太郎(南山大学社会倫理研究所・教授/応用倫理学)
  • メレ・ステファヌス(南山大学社会倫理研究所・教授/国際人権法)
  • 森山花鈴(南山大学社会倫理研究所・准教授/行政学、公共政策学)
  • 宮脇千絵(南山大学人類学研究所・准教授/文化人類学)
  • 守屋友江(南山宗教文化研究所・教授/宗教思想史)
  • 濱田琢司(関西学院大学文学部・教授/文化地理学)
趣旨 建築物には、たとえば神言神学院の聖堂のように、神聖な空間を構成するものもあるが、そういった神聖な空間を構成する建築物には美的・歴史的価値があることが多い。
その美的・歴史的価値については、本来はその内部に入り、内部で語る方がその価値についてよりよく知ることができる。しかし、世俗的な観点からその価値を内部で語ることは、その空間自体の神聖さを損ねてしまうのではないか?だとすれば、神聖な空間の建築的価値をその神聖さをいったん棚上げして内部で語ることはどこまで許されるのであろうか?これは、宗教文化の問題、社会倫理の問題でもあり、人類学でのフィールドワークの問題でもある。南山大学における三研究所の研究者と参加者とともに、この問題について考えたい。
主催・
問い合わせ先
南山大学社会倫理研究所
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