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あいちのたてもの博覧会コラボ企画
~建築史家とめぐる
アントニン・レーモンドの傑作~

Collaboration

村瀬良太氏(建築史家)のガイドによる南山大学キャンパスツアーを開催いたしました。

開催報告

土地の起伏を生かして コンクリート打ち放しの校舎が独特の「群」の造形を織りなす南山大学。

去る10月20日、あいちのたてもの博覧会「建築史家とめぐるアントニン・レーモンドの傑作」が本学で開催されました。同博覧会に参画するのは昨年に引き続き2年目ですが、今年は「山里キャンパス」60周年記念事業とのコラボ企画として実施しました。

冒頭、ガイドを務めた建築史家の村瀬良太氏から「アントニン・レーモンドをご存じない方はいらっしゃいますか」という問いかけがありましたが、そこはさすが建築にご興味があるみなさま。なんと全ての参加者の方がレーモンドをご存じでした。

ということで、レーモンドの基本情報の説明は省略してツアーがスタート。
そんな「建築好き」20名のみなさまには、約1時間30分かけて南山大学のキャンパスを堪能していただきました。

今回のコースは、「本部棟」→「パッヘスクエア」→「第2研究室棟」→「ライネルス中央図書館」→「第1研究室棟」→「メインストリート」→「G棟」→「G30教室」→「体育館」です。

各棟では、外観だけでなく、手すり、床、階段等、細部に至るまで村瀬氏から解説があり、レーモンドの建築への考え方やこだわりのポイント、施工技術等、クイズも交えながら楽しくもためになる興味深い内容に、時間はあっという間に過ぎていきました。

村瀬氏によるキャンパスツアーは12月8日(日)にも予定しています。11月1日(金)より本学図書館Webページで申込開始。どなたでも(レーモンド建築に詳しくなくてもお楽しみいただけます)参加可能です。ぜひ南山大学のキャンパスにお越しください。

南山大学ライネルス
中央図書館Webページ
ツアー内容の説明(キャンパスマップ前)
レーモンドがデザインしたレリーフを見学(パッヘスクエア)
ガラススクリーンデザインの解説(第2研究室棟)
天井の菱目型梁と階段室のタイルを見学(ライネルス中央図書館)
クイズの答えを探す参加者のみなさま(メインストリート)
杉板の角度の違いに注目(体育館)
開催日 10月20日(日)10:00~11:30
場所 南山大学内
案内人 村瀬良太氏(建築史家)
共催 あいちのたてもの博覧会