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『南山大学をたべる』

突撃!南山のお昼ごはん
(SWEETS MAGIC Lab.編+寺西店長)

店長インタビュー
SWEETS MAGIC Lab.店長 寺西さん

店長インタビュー

SWEETS MAGIC Lab. 寺西店長インタビュー

取材日:2025年12月11日

はじめに、自己紹介をお願いします。

株式会社スイーツマジックで、SWEETS MAGIC Lab.を担当している寺西です。調理の専門学校卒業後、ホテルや料理関係の会社で10年ほど料理を経験し、30歳手前の頃に、スイーツを勉強したいなと思い、今の会社に転職し、17年が経ちました。

学食の運営に携わるのは南山が初めてでしょうか?

実は、2回目のチャレンジになります。1回目は別の大学で、ここみたいにスイーツ工房はなく、学食単体で出店していました。その時はうまくいかなかったんですよね…。

なので、2回目の今回は、スイーツ工房を併設することにしました。大学がお休みの期間もスイーツ工房が稼働しているので、ビジネスモデルとしてはうまくいっていると思います。

スイーツ工房を併設している点のほか、SWEETS MAGIC Lab.にはどのような特徴がありますか?

実は、価格設定が少し高めなんです。昨今は、企業が運営している学食が増えてきていて、いわゆる「安くてお腹いっぱいになればいい」とか「安いからあまり美味しくない」学食だと、僕らのような企業が運営する意味があまりないと思っていました。僕らがやるからには、お値段はちょっと張るけど、美味しくて、ちゃんとしたものを出そうと考えました。唐揚ひとつとっても、ただ冷凍のものをチンするだけではなく、しっかり仕込みをしたものを提供しています。

学食ぶらり旅 7|C棟・SWEETS MAGIC Lab.

お店の味が学内で食べられますよね。

ちゃんとした料理を学食で提供できて、学生さんにも楽しんでもらえるメニュー展開を考えています。通常置いているグランドメニューに加えて、フェアメニューや、企業コラボメニューなど、メニューは定期的に新しくしています。

焼き立ての焼魚定食のように、ほかの学食では食べられないメニューも提供しています。

南山大学に出店した経緯は何でしょうか。

コロナ禍にお声がけをいただいたのがきっかけです。コロナの影響で、当時、南山では学食業者の撤退が続いたようです。一方で、僕らはその時、営業していた店舗のビルが解体するということがあり、だったら、南山で学食兼スイーツ工房ができるといいな、ということでタイミングよく、2022年の夏から、入居させていただくことになりました。

実際に出店してみて、いかがでしたか?

最初に、以前の学食運営の反省も含めて、僕らの思いをすべてお話ししました。ちゃんとした料理を提供したいので、その分、値段設定も少し高くなります、と。以前からはかなり時間も経っているし、世間の価値観も随分変わってきた印象があり、ちょっと勝負をさせてもらいました。学生にはこの金額は出せないわ、ということで刺さらない可能性もあったのですが、実は、オープンから今まで、価格設定はほぼ変わっていないんですよね。

高めの価格設定が受け入れられているんですね。

最初はすごく不安でした。当時は学食の数が少なかったこともありますが、オープン初日に、建物の外まで、ものすごく行列になったことが強烈に印象に残っています。その時に、もしかしたら受け入れられるかもな、と思って、今に至っています。

オープン時はメディアからの注目度も高かったですよね。

オープニングセレモニーには、テレビカメラがたくさん来て、テープカットなんかもしましたね。

開店初日がオープンキャンパスだったのですが、お客さんがとてつもなくたくさん来ましたね。何かアイコン的なものを、と思って出した「南山ソーダ」も人気でしたね。今でもグランドメニューになっています。

オープニングセレモニー

倍盛唐揚や舟盛りDayなど、イベントも豊富ですよね。

毎月5日、15日、25日が倍盛唐揚の日なのですが、結構並びますね。僕たちもとくに宣伝をしている訳ではないのですが、口コミで広がっているみたいですね。最近は、とくに職員さんの間で人気みたいで、倍盛をテイクアウトして行かれる方が多いです。

毎月10日の舟盛りの日は、10食限定なのですが、だいたいは売り切れますね。グループ会社に柳橋ビアガーデンがあるのですが、ここの学食でも柳橋の市場から仕入れた新鮮なお刺身を提供しています。

毎月29日のステーキの日なんかは、本当に早いですよ。11時にお店がオープンして、10分くらいで、あっという間に売り切れます。

柳橋ビアガーデンのお話が出ましたが、スイーツマジックさんは他にどのようなお店を展開していますか?

中区と中村日赤にスイーツマジックの直営店が2店舗、あとは関連会社がビアガーデンや、蕎麦屋、うどん屋を展開しています。

そのなかで、学食運営における工夫などがあれば教えてください。

ここの店名にスイーツマジック「ラボ」と付けているんですね。「実験」ですよね。スイーツを通して、新しい価値の創造や学校や学生さんと新しいものにチャレンジしていく意味合いを込めています。

スイーツのメニューに「南山大学芋」や「わらび餅」があるのですが、これは注文すると、お鍋とコンロが出てきて、お客さんが自分で作るようになっています。僕らは「フードアクティビティ」と呼んでいるのですが、楽しんでいただきながら食べる体験を提供しています。それが当たるかどうかは分かりません。お客さん自身が失敗して焦がしてしまって満足度が下がることもあるので何とも言えませんが、そんな体験を面白おかしく、学生さんたちと共有しながら、この空間を提供できたらいいなと思っています。

ちなみに、南山大学芋はどれくらい売れるんですか?

あんまり売れないです(笑)。

イベントがあると買いに来る学生さんもいるので、テンション、でしょうね。勉強が終わって1人で来たときと、友達同士暇だから遊びに来たときとは、気分が違いますよね。

テンションが高い時に、わーすげえ、みたいな感じで買ってもらって、売れる回数は少なくても、実際に体験した子たちが楽しんでもらえれば、それで嬉しいですね。

実際に作ってみると、店内に大学芋の香りが充満して、それはそれですごいですよ(笑)。

YAMAZATO60+の企画にちなんで、寺西さんの“Beautiful Campus, Nanzan Mind”を教えてください。

まずは、“Beautiful Campus”から。

やっぱり芝生のところ(グリーンエリア)ですかね。

僕は大学に行っていないので、南山で働く前の大学に対するイメージは、以前学食を運営していた学校でした。一生懸命学生さんが勉強しているイメージはあったのですが、あまり緑が豊かとか、芝生で学生さんがベンチに座ってゆっくりしているイメージはありませんでした。南山で初めて、グリーンエリアを見たときに、大学とはこういうものなのか!と。

そのイメージで、オープン当初はピクニックセットを作って販売しました。

オープン当初に販売していた南山ランチBOX

ピクニックセット!写真映えするし、良かったですよね。

“大学”って感じで、のんびりした学生ライフを過ごせたら楽しいのかな、と思って考えました。
好評ではあったのですが、意外と売れなかったんです(笑)。みんな、忙しいのかな…

グリーンエリアで突撃!

“Nanzan Mind”はどうですか?

サークルの懇親会などで学生さんの団体予約を取るんですよね。すると、宴会の終わった後が本当にきれい!お皿はきれいだし、拾ってくれているのか、床にゴミは落ちていないし、何だったら食器類を下げてくれていたりして。大人の集まりの方がとんでもないですよ(笑)

昔の僕らの学生時代って、やんちゃなのがかっこいいところもあったけど、いまどきの子なのか、南山の子なのか、ちゃんとしていますよね。優秀な子が多いんでしょうね。大人としては身を正される想いです。

最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。

まずは、学食でご飯を食べて楽しんでもらいたいですね。

あとは、学生さんたちがやりたいことや自己実現に対して、僕らが“食”を通じて何か提供できることがあれば、ぜひ一緒に取り組んでみたいです。最近は色んなサークルやゼミを通じて、関わってくれる学生さんが増えてきました。今後とも、やりたいことや希望があれば、なんでも僕らにお話ししてください!

学生さんが社会に出たときに何か役に立つようなこと、自己実現の成功のための手助けをどんどんしていきたいと思っています。

突撃!南山のお昼ごはん
(SWEETS MAGIC Lab.編)
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