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『南山大学をあるく』

山里の地からSTATION Aiに足を運ぶ
NANZAN Ignition Pitch 夏の陣

日時:2026年8月5日(水)13:00-17:30
場所:STATION Ai 3Fセントラルラウンジ

報告

学生たちの挑戦心に火をつけ、アントレプレナーシップを育む場としてスタートした「NANZAN Ignition Pitch」。通算3回目を迎えたこの日、会場には5学部・1研究科から12グループ28名の学生が登壇し、13名の観覧者を含め計41名が集まりました。

学生たちがフロアに投げかけたアイデアは、地域の魅力発信をめざす試みや、AIを活用して商品選びを支援するアプリ開発、高齢者をはじめとする多様な人々の困りごとに寄り添う製品づくりなど、多岐にわたりました。実装に向けて試行錯誤を重ねた手応えが伝わる発表もあれば、自身の研究分野に対する尽きない探究心を率直にぶつける発表、「充実した学生生活を送るために何をなすべきか」という問いを会場に投げかけ、問題意識を共有する発表もありました。何かに熱中し、自ら問いを立てて周囲と共に考えを深めようとする姿勢そのものが、聴衆を強く惹きつけました。未完成のアイデアに対してもフロアから建設的な意見が次々と寄せられ、発想をさらに広げようとする温かい対話の空気に包まれました。

今回は、質疑応答の直後にコメンテーターとしてお迎えした企業の方々から直接フィードバックが送られました。第一線のビジネスの視点から即座に寄せられる実践的で温かい助言は、登壇した学生たちにとって大きな刺激となりました。また、リアルタイムで意見を共有できるオンライン掲示板にも、着想の面白さや試行錯誤の過程を称賛するコメントが数多く寄せられました。

全12件のピッチ終了後には、運営に携わった教員陣からの総括が行われ、日頃から学生の挑戦を見守る立場から、今後の発展に向けた熱のこもった講評や具体的な助言が送られました。

その後の懇親会では緊張も解け、会場のあちこちで「挑戦してよかった」「次に向けてさらにブラッシュアップしたい」といった前向きな声が聞かれました。他者の発表に刺激を受け、ピッチの熱気そのままに議論を深め合う学生たちの姿は、頼もしいものでした。

このピッチは、完成された成果だけを披露する場ではありません。試行錯誤の途上にあるアイデアを率直に投げかけ、多様な視点からのフィードバックを得ることで、知的好奇心に火をつけ、次の探究へと踏み出す原動力を生み出す場です。今回灯った小さな火が、それぞれの新たな挑戦へと広がっていくことを期待しています。

理工学部データサイエンス学科 佐々木美裕

プログラム内容

目安時間 発表タイトル 所属
13:00 オープニング(佐々木先生)
13:10 着物シミュレーター ~着物×AI~ 経営学部 川北研究室
13:25 八事五寸にんじんブランディング計画 経営学部 川北研究室
13:40 避難所におけるプライバシー保護を実現する鍵付き金網テント 経営学部 川北研究室
13:55 アルミ製品を使って介護の現状を変える 経営学部 川北研究室
15分間 休憩
14:25 管理会計で描くクラファン戦略 経営学部 窪田研究室
14:40 自分らしさで生きる 経済学部 相浦研究室
14:55 YouTube視聴データに基づく視聴者の 選好分析 理工学部 佐々木研究室
15:10 飲食店における座席誘導のシミュレーション 理工学部 佐々木研究室
15分間 休憩
15:40 産官学連携による瀬戸市の魅力発信 総合政策学部 石川研究室
15:55 団地再生のためのプロモーションと3大学5研究室間連携 総合政策学部 石川研究室
16:10 「さあ、あなたの暮らしぶりを話して」:
下呂の発掘と世界の考古学
人間文化研究科 上峯研究室
16:25 部屋と考古学とわたし 人文学部 上峯研究室
16:40 まとめコメント・アンケート回答タイム
  • 集合写真
17:00 終了後、懇親会
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