G30の開口部に付けられている日除けのルーバーは、南側が水平ルーバー、北側が垂直ルーバーと異なる形状となっています。これは、レーモンドが太陽高度に合わせてルーバーの向きを変えて計画したものです。
本プロジェクトでは、開口部のガラス窓の割付を大きくすることで、その違いが内部からのわかりやすくなるようにしました。
南側横ルーバー（改修前）
北側縦ルーバー（改修前）
光を柔らかく教室へ反射する南側水平ルーバー（改修後）
キャンパス内には他にも水平ルーバーと垂直ルーバーが使い分けられている部分があります。どの部分にどの様なルーバーが付けられているか、探してみてください。
日本設計 武田新平