理工学研究科機械システム工学専攻(博士前期課程)
教育理念と目標
専攻主任 坂本登 教授
理学的基礎(特に数学と物理学)の上に、制御工学および機械工学を教育します。特に、機械システムを状態空間表現や運動方程式を使ってモデル化する方法や、これらのモデルに基づいて機械システムをコンピュータ制御する方法、解析・設計する方法を修得します。これらの技術を、その特徴に基づいて取捨選択し、組み合わせて活用することで、自動車、航空機、ロボット、工作機械などの機械システムを製造する企業において、仕様策定、設計、開発、試験、評価などの局面で活躍できる高度技術者を育成します。
専攻の特色
システム制御工学および機械工学を基礎として、情報技術の活用による機械システムの設計と開発を高度化する技術者を養成します。他専攻の専門を横断的に学びながら複合的技術適用能力を高め、自動車、ロボット、精密機械、航空宇宙機などの具体的対象において新しい価値を創造する能力を涵養します。
カリキュラム
研究科共通科目群
- アカデミックリテラシー
基礎科目群
- 制御工学概論
- 機械工学概論
- システムの推定と同定
専攻科目群
- 制御工学研究
- ロボット工学研究
- システム理論研究
- メカトロニクス研究
研究指導科目
- 研究指導Ⅰ~Ⅴ
副専門領域科目
ソフトウェア工学
- ソフトウェア工学概論
- ソフトウェア構築と保守
- アルゴリズム研究
- 正当性検証と妥当性確認
データサイエンス
- オペレーションズ・リサーチ概論
- データサイエンスの数理
- 数理統計学概論
- 機械学習研究
修了後の進路
- 機械制御技術者
- 産業機械・輸送機械設計者・開発者
- 電子機器・通信機器設計者・開発者
- 通信ネットワーク設計者・管理者
海外実習
学位論文審査基準
学位
- 修士(機械システム工学)