上南戦大会ニュース

昨年度、南山大学に複数の負け星が付いた状態で開始された上南戦において、南山大学は順当に勝ち星を重ね、両校総合優勝を果たすという見事な追い上げを見せました。そのため、今年度の上南戦においては、南山大学の「単独総合優勝」に例年よりも大きな期待が寄せられています。

数年前まで新型コロナウイルスの影響により不活発となっていた部活動は、現在全くその面影を見せず、毎日夕方になると南山大学では部活動の熱気に溢れた声が飛び交っています。

そのような選手達の姿を見て私は、今年度のスローガンである

という、「最善を尽くす」・「最高を目指す」という言葉のように、選手達が日々の部活動において鍛錬を怠らず、最善を尽くしているように感じます。是非この調子で選手達には士気を高めながら日々活動をして頂き、前述の通り、今年度大きな期待が寄せられている、上南戦における南山大学の単独総合優勝を成し遂げて頂きたいと思います。

今年度で第65回目となる上南戦は、歴史のある大学間公式交流戦です。上南戦では勿論、互いに敵として競い合うという面はありますが、その後には両校共に親睦を深め合うという1面もあります。その両面はまさにスポーツにおける理想像であり、上南戦の1番の魅力であると考えています。私自身、去年度の上南戦において柔道部の選手として出場し、それまで激しく対峙していた両校の柔道部が試合後に親睦を深め、上南戦後も互いの大学において合同練習をするようになるまで交流が深まるという経験をすることができました。

今年度、上南戦において実行委員長に任命して頂いた以上は、上南戦における南山大学の単独総合優勝に向け、多数の関係者の手厚い援助の下、できる限り尽力し、また、一選手としても高いレベルで上南戦に望めるよう尽力致します。今年度は史上最高の上南戦にして見せますので、是非ご期待下さい。