名古屋キャンパス
定員/8名

定員/8名
3つのポリシー
博士前期課程
ディプロマ・ポリシー
キリスト教思想専攻は、人間の本質を理解する鍵がキリスト教思想にあるという前提に立ち、その根幹をなしている神学、哲学、宗教学の3つの学問領域を柱としています。「人間の尊厳のために」という本学の教育モットーは、キリスト教という宗教思想を背景とし、神学と哲学が相互に影響しあって形成された研究史を経て形作られたキリスト教的人間観に拠っています。本専攻は、これらを踏まえて現代社会が模索している人間観とその尊厳の根拠を探求します。
学生は、課程の修了までに自らの関心に応じて神学領域、哲学領域、宗教学領域のそれぞれの領域、とりわけ自らが受験の際に選択した主領域の専門的な知識を身につけます。
キリスト教思想専攻において、修士(キリスト教思想)は、次のことを満たした学生に授与されます。
- 所定の履修単位をすべて修得していること
- 指導教員の研究指導のもとで必要な文献を集めて読みこなし、自ら研究を進めて論文を完成する力を身につけていること
- 学位論文計画書を提出していること
- 修士論文の中間評価を受け修士論文を完成し、合格していること
- キリスト教的人間観の基礎を身につけていること
- 各自が選択した専門領域において十分に深い理解と知識を身につけていること
- ヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語などの古典語や西洋近代語の基礎知識や読解能力を習得していること
カリキュラム・ポリシー
- 【コースワーク】
- 学生は、キリスト教思想専攻博士前期課程において受験の際に自らの関心に応じてあらかじめ選択した神学領域と哲学領域と宗教学領域のいずれかの領域に属しながら、それらの学際的な知識を身につけることができます。また、ヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語といった古典語を学ぶことができます。さらに、宗教学領域では、古典語学科目を現代語講読に代えることができます。
それぞれの領域の専門科目は以下の通りです。
このようにして、それぞれの学生は、自らの関心領域に合わせて専門科目(10単位以上)を履修し、他領域科目(4単位以上)や専門外国語科目(1科目4単位以上)を履修して、さらに、指導教員の研究指導科目(4科目8単位以上)を履修して修士論文を提出して審査を受けて合格したときに修士(キリスト教思想)が授与されます。第一に、神学領域では、聖書神学、新約聖書、旧約聖書、組織神学、倫理神学、実践神学、諸宗教の神学について学ぶことができます。
第二に、哲学領域では、古代哲学、教父思想、中世哲学、キリスト教精神史やキリスト教文化、また、近世哲学や現代哲学について学ぶことができます。
第三に、宗教学領域では、宗教哲学、宗教史、宗教学、比較宗教学、宗教社会学、宗教心理学について学ぶことができます。
- 【研究指導】
- 学生は、自らの主領域に基づいて指導教員を選び、履修の全般や研究一般についてその指導を受けることができます。学生は、入学してから2年で4学期間、指導教員の研究指導科目を履修しつづけなければなりません。研究指導は、指導教員との信頼関係の上に成り立ち、それぞれの学生に合わせた指導が行われます。博士前期課程では、修士論文を完成することが最も重要な課題です。学生は全般的な指導だけではなく、修士論文のテーマ、文献調査や実地調査の仕方、研究計画の立て方、文献目録の作成、各章の具体的な執筆や構成など、具体的な事柄に関して指導を受けることができます。
アドミッション・ポリシー
本専攻は、以下のような人を求めます。
- キリスト教的人間観のもとになっている聖書や信仰や神学に関心があり、聖書そのものの研究やそこから派生する神学的諸問題、倫理学的な諸問題などに関心がある人
- 古代から現代にいたる人類のさまざまな思索や哲学やそれらの歴史、なかでもギリシャ哲学、教父哲学、中世哲学、近世哲学などの西洋哲学、また、哲学的な思索そのものに関心がある人
- キリスト教や仏教、その他のさまざまな宗教やそれらの歴史、宗教と社会、新しい宗教運動、宗教心理、また、宗教を研究する枠組そのものに関心があり、文献調査だけでなくインタビューや実地調査などの方法を駆使して宗教を研究することに関心がある人
- これらの専門的な知識を生かして、教育者、研究者、聖職者などをめざしている人
- さらに研究を続けて、将来、博士後期課程に進学したいと思っている人
- 教職などの職業生活の中でさらに深い研究を続けたい、あるいは、キャリアアップのためにリカレント教育を受けたいと思っている人