名古屋キャンパス
定員/10名

定員/10名
教育理念と目標
国際地域文化研究科
国際地域文化専攻
専攻主任
川島 正樹 教授
今日の国際状況において、人間の行動様式の総体を規定する条件としての文化が、政治や経済とともに、国際社会や諸地域における重要な要素となっていることに注目し、「文化と社会の多元性の認識に基づき、民族集団や人種間の協調を図り、国民国家を超えた文化的・社会的共生を実現すること」を目的とします。博士前期課程は、「アメリカ研究領域」「スペイン・ラテンアメリカ研究領域」「アジア・日本研究領域」の3つの研究領域によって構成され、アメリカ研究センター、ラテンアメリカ研究センター、そしてアジア・太平洋研究センターとも密接に連携しながら、各研究領域における特定地域研究を基礎とした、学際的かつ多元的な教育・研究を展開します。
専攻の特色
各研究領域とも「国際地域文化プロジェクト研究」を通して、官公庁の国際交流事業部門およびNGO・NPOとの連携・協力のもとに当該機関・団体での研修や企画事業に参加して、国際理解の促進と共生社会の実現に関わる実践的課題に取り組んでいます。
<主な協力機関>
国際協力機構(JICA)中部国際センター、(財)名古屋国際センター、(財)豊田市国際交流協会、名古屋NGOセンター、(学校法人)ムンド・デ・アレグリア学校(南米系外国人学校)
アメリカ研究領域
アメリカ合衆国が多様な民族・人種、文化、宗教を抱えながら、多人種平等社会モデルを提示し、絶えず新たな社会モデルを模索・実験してきた国であることに特に注目し、文化、思想と宗教、歴史と社会、政治と経済、および国際関係を軸にアメリカへの理解を深めるカリキュラムを提供します。
スペイン・ラテンアメリカ研究領域
ラテンアメリカ地域を軸として文化、社会、政治、経済、国際関係等の分野から当該地域への理解を深めるカリキュラムを提供し、同時にラテンアメリカ地域に圧倒的な影響を与えてきたスペインを文化、思想、文学の分野から考察します。また、スペインとラテンアメリカの大半の国々にとっての母語であるスペイン語を今日的視点から捉えます。ラテンアメリカ地域については、日本と関わりの深い非スペイン語圏の大国・ブラジルへのアプローチも射程に入れながら、当該地域の多様性や共通性、多元性の特質を把握します。
アジア・日本研究領域
「アジアの中の日本」という位置づけのもとに、日本・中国・インドネシアなどの国々の文化・文学・社会・政治の固有性と多様性を、西洋文明との衝突、社会構造の変容などの歴史的経緯をもふまえて考察します。各地域の固有性を尊重するとともに、地域内および西洋との交流によって生ずる変化も客観的に検証し、アジアの現状と未来像とを多角的な視座で捉えます。
カリキュラム
基礎科目
- 地域研究方法論
- 国際文化論
- 国際関係論
- 国際交流・協力論
- 国際地域文化
- 国際地域文化プロジェクト研究
専門科目
【アメリカ研究領域】
- アメリカ文化研究
- アメリカ思想・宗教研究
- 英語圏文学研究
- アメリカ歴史社会研究
- アメリカ民族集団・人種関係研究
- アメリカ政治社会研究
- アメリカ外交研究
- アメリカ経済研究
- 日米関係研究
- 日米比較社会研究
- アメリカ特殊研究(日米交流論)
- 英語表現研究 I・II
【スペイン・ラテンアメリカ研究領域】
- スペイン文化研究
- スペイン思想研究
- スペイン文学研究
- スペイン語圏言語研究
- ラテンアメリカ文化研究
- ラテンアメリカ社会研究
- ラテンアメリカ政治研究
- スペイン語表現研究 I・II
- ラテンアメリカ経済研究
- スペイン・ラテンアメリカ特殊研究
【アジア・日本研究領域】
- アジア・日本文化交流研究
- アジア・日本歴史関係研究
- アジア・日本国際関係研究
- 近代日本歴史社会研究
- 現代日本社会研究
- 近現代日本文学研究
- 現代中国社会研究
- 現代中国文学研究
- 東南アジア社会研究
- 東南アジア文化研究
- アジア・日本特殊研究
- 中国語表現研究 I・II
演習科目
- 国際地域文化課題演習 I・II(文化と思想)
- 国際地域文化課題演習 I・II(歴史と社会)
- 国際地域文化課題演習 I・II(国際関係)
- 研究指導 I〜III
学位
- 修士(国際地域)
期待される進路
- 官公庁・地方自治体の国際交流事業部門の職員、多国籍企業あるいは一般企業の海外事業担当者など
- 出版、文化、マスコミ、翻訳などの従事者
- 地方自治体、民間における調査研究専門担当者、外務省専門職員など
- 中等教育、高等教育機関における教員