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学長からのメッセージ

共に学び、働き、よりよい未来へ

このたびは、2020年度から務めてきた学長職に再任され、新しいスタートを切ることになりました。過去3年間はコロナ禍の陰に隠れていて、すべてのいのちを守るために、最善の対応を摸索しながら、何とか大学運営を継続することができました。これは皆さまの並々ならぬ努力と貢献のお陰ですので、深く感謝しています。かねて私たちは、小さな一歩一歩でも、平常の生活に戻りつつありますが、今入ろうとしている新任期の課題はまず、ポスト・コロナの大学像を皆さまと一緒に描くことだと確信しています。

2022年度、ヤンセン国際寮の開寮と南山大学「人間の尊厳賞」の設置を通して、コロナ禍の中でも、本学のアイデンティティである国際性と教育モットー、「人間の尊厳のために」を促進するための大きな前進ができたことを何よりも感謝しています。あわせて、今年度ライネルス中央図書館が誕生しますが、過去の実績を踏まえてこれからも、大学の更なる発展に努めてまいりたいと思います。

この新任期のスタートに当たり、4名の副学長の力を借りて、精一杯この新しい挑戦に立ち向かいたいと思います。どうか、引き続き皆さまのご協力とご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

心からの祈り(2022年3月14日)

キサラ学長 Profile

1957年生まれ。アメリカ合衆国(シカゴ市)出身。
Divine Word College数学科卒業後、Catholic Theological Union大学院神学研究科、東京大学大学院人文科学研究科修士課程および博士課程を修了し、M.A. Theology、文学修士、博士(文学)を取得。1985年、司祭叙階。1995年より南山大学で教鞭を執る。2020年4月、南山大学長に就任。神言修道会日本管区長、総顧問、副総会長などカトリックの各種要職を歴任。趣味は野球観戦(中日ドラゴンズファン)と切手収集。好きなものは温泉と手羽先。