豊田工業大学 2020年度 南山大学・豊田工業大学連携講演会
テーマ:デジタル化社会との向き合い方
講演会は終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
【講演1】第4次産業革命基幹技術の消費電力低減およびコスト削減策への挑戦
講師
豊田工業大学 工学部情報記録工学研究室
専門:スピンエレクトロニクス、磁性薄膜、磁気記録、光・熱・磁気材料、磁気イメージング
教授 粟野 博之
5Gが本格普及するようになれば、IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)を中心とする第4次産業革命の推進が可能となり、生産性は革新的に向上し、自動運転を含む安心安全な社会生活の大幅改善も実現できるものと期待されています。しかし、実はこの基幹技術であるIoT、ビッグデータ、人工知能(AI)には、大きな電力問題とコストの問題が未だ残されており、この解決策無くして本格普及は実現しません。そこで、我々は磁石の基であるスピンを利用した新しいスピンエレクトロニクスによる革新的な消費電力低減策と、新しいナノインプリントスピンデバイスプロセスによる大幅なコスト低減策を提案しています。本講演ではこれら最新研究について紹介します。
【講演2】ウィズコロナ時代におけるオンラインの活用と課題
講師
南山大学 社会倫理研究所・法学部法律学科
専門:自殺対策、行政学、公共政策学、政策過程論
准教授 森山 花鈴
自殺対策では、「つながり」と「孤独・孤立を防ぐ」ことが重要だと言われます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、私たちは人と直接会って「つながる」ことが難しくなってきています。さらには、人との接触が制限されるだけでなく、多くの企業・大学でもオンラインでの在宅ワークや授業が導入され、人との関わり方がこれまでとは異なる状況になっています。私たちは、直接人と会わなければ「つながる」ことができないのでしょうか。この1年、オンライン授業でのべ2,000人の学生に触れてきた経験も踏まえ、本講演では、ウィズコロナ時代におけるデジタル化のメリットと課題について自殺対策の観点からお伝えできればと思っています。
日時 | 2020年12月6日(日)10:00~12:05(予定) |
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開催方法 | オンライン開催(Zoomウェビナー) |
スケジュール |
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参加費 | 無料 |
対象 | どなたでもご参加いただけます。 |
定員 | 500名
※事前申し込み制。定員に達し次第、受付を終了します。 |
参加にあたっての注意 | 以下の点についてご留意ください。
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問合せ先 |
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