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本学学生が株式会社秋田製麺所と連携し、きしめんの端材を使った粘土「やさしい秋田さんの『きしめんど』」を共同開発
2025年3月10日
本学コアグループ 南山大学SDGs普及啓発団体CLOVER(以下、CLOVER)は、愛知県西春日井郡豊山町にある株式会社秋田製麺所と連携し、きしめんの端材を使った粘土「やさしい秋田さんの『きしめんど』」を共同開発しました。
きしめんの製造過程で出る端材は廃棄されてしまうため、CLOVERに所属する学生は資源の有効活用と廃棄物削減を目指し、子どもから大人まで手に取るもので、遊びながらエコや環境配慮について学べるものを商品化したいと考え、「粘土」を提案しました。
天然由来で人や環境に優しいだけでなく、通常の小麦粉粘土よりもよく伸び柔らかな手触りで、繰り返し遊べるようにボックスに入っています。また、CLOVERの学生がデザインを考えた開発ストーリーのリーフレットも同梱されています。
安全性に配慮した設計がされている玩具に付けることができる「STマーク」も取得しました。
1月22日には、南山高等学校女子部で、『きしめんど』を使ったワークショップを行いました。開発背景や開発した学生の想いを伝えるとともに、商品に触った時の感触を体験してもらいました。
『きしめんど』は、豊山町ふるさと納税返礼品に登録され、秋田製麺所のオンラインショップでも販売が開始されました。今後は県営名古屋空港の売店や生協などでも販売予定です。
『きしめんど』の共同開発について、「メ~テレ」webサイトで紹介されました。
https://www.nagoyatv.com/news/?id=028510

開発に携わったCLOVERの学生

商品化された『きしめんど』

南山高等学校女子部でのワークショップの様子