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総合政策学部、経済学部の学生が、「統計データ分析コンペティション2024」で優秀賞、統計数理賞を受賞
2024年11月1日
「統計データ分析コンペティション2024」の大学生・一般の部で、本学総合政策学部水落ゼミの学生が優秀賞を、経済学部稲垣ゼミの学生が統計数理賞を受賞しました。
「統計データ分析コンペティション」は、高校生、大学生等の統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、総務省、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所及び一般財団法人日本統計協会の共催により、平成30年度から実施されています。
12月4日(水)に東京で開かれる全国統計大会で表彰式が行われるほか、日本統計協会の月刊誌『統計』に論文が掲載されます。
優秀賞
合計特殊出生率の決定要因の影響はコロナ禍で変化したのか
天野 葵、伊藤 愛、神谷 珠里(総合政策学部総合政策学科)
少子高齢化と新型コロナウイルスの二つの分野に焦点を当て、新型コロナウイルスが合計特殊出⽣率の決定要因にどのような影響を与えたのかについて分析し、コロナ禍において、⼀般病院数割合が出⽣率との相関が強くなったことや、教育費割合の増加が出⽣率に与えていた負の影響が弱まったことを示した。

左から:天野さん、神谷さん、伊藤さん
統計数理賞
日本における人口集中と経済成長の関係性
―閾値回帰モデルを用いた都道府県別分析―
北岡 和真、上水 天翔、濟田 翔也、山内 菜月、山田 花帆(経済学部経済学科)
都道府県別に人口集中が経済成長に与える影響を実証分析し、人口密度が低い地域では一人当たり雇用者所得(労働生産性)の影響が大きいことから人的資本を育成することが重要であり、人口密度が高い地域では知的資本を活用することが重要であることを示唆した。