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2023年3月7日

2023年2月4日、5日に公立はこだて未来大学でオンラインとのハイブリッド開催された日本ソフトウェア科学会 実践的IT教育研究会主催 第9回 実践的IT教育シンポジウム(rePiT2023) で、本学理工学部ソフトウェア工学科4年名倉研究室所属の近藤亮太さんが最優秀論文賞を受賞しました。

日本ソフトウェア科学会は、ソフトウェア工学を充実させ人工知能や知識工学を豊かなものにするために設立された、ソフトウェア工学・科学を専門とする日本で唯一の学会であり、実践的IT教育シンポジウムは、実践的な情報教育に関するカリキュラムの設計、取り組みの現状等、実践的なIT教育に関するトピックを広く議論し共有するためのシンポジウムで、毎年開催されています。

シンポジウムのページ

近藤さんの論文「コンパイルエラーメッセージの分類に基づく初学者へのプログラミング学習支援手法」の研究概要は、初学者によるコンパイルエラーの除去作業を支援することを目的に、コンパイルエラー発生時にエラーメッセージをその原因により分類して提示する手法を提案するものです。初学者がプログラミング学習を行う際に、複数のコンパイルエラーメッセージが同時に生じるとエラーを容易に除去できず学習を妨げることにつながりますが、原因によって分類することにより学習を支援する方法を提案しました。