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南山大学・豊田工業大学 連携ニュース2019年度 南山大学・豊田工業大学連携講演会

テーマ:「ヒトの動き」における工学とスポーツ科学の接点について

【講演1】カメラによる人の動きの解析とその応用 ~生活の質向上に向けた応用例~

講師

豊田工業大学 工学部知能情報メディア研究室
専門:コンピュータビジョン、機械学習、ヒューマンセンシング、ヒューマンモデリング

教授 浮田 宗伯

今ではひとくくりに「人工知能」と呼ばれている技術の中には、さまざまな個別の技術が包含されています。こうした技術の中でも中核技術である「画像認識」や「機械学習」の発展によって、一般家庭でもありふれているデジタルカメラによってヒトの動きを撮影するだけで、そのヒトの動きを解析することが可能になってきました。本講演では、ヒトの動きを撮影した画像から、基礎的な動きの情報を計算する技術の初歩を、まず解説します。その後、基礎的な動き情報からどのような応用が実現可能であるかについて、予防医療やリハビリのための歩行パターン解析、初級者へのスポーツ指導など、いくつかの応用について実例を交えながら紹介していきます。

【講演2】「現場と研究との橋渡し」としてのスポーツ動作分析

講師

南山大学 体育教育センター・理工学部機械電子制御工学科(日本バスケットボール学会 理事)
専門:スポーツバイオメカニクス・トレーニング科学

講師 飯田 祥明

科学の進歩にともなってスポーツ中の人間の動きのデータ化は比較的容易になり、動作分析研究も発展を遂げてきました。ただし、得られたデータをどう処理し、どのように実際の身体運動の効率化に繋げるのかについてはまだまだ研究の余地が多いのが現状です。また、時間的、金銭的、人的コストの高さも動作分析の課題一つといえます。そのため、強化資金が投入されている日本代表チームなどには動作分析によるフィードバック指導が行われていますが、一般的なチームまで普及しているとは言い難い状況です。 本講演では、現在改良を進めている簡易式動作フィードバックシステムを紹介しながら、「現場と研究をどう繋げるか」について展観します。

日時 2019年12月8日(日) 10:00~12:30(9:30開場)
会場 南山大学 G棟 G27教室(名古屋市昭和区山里町18)

当日は、公共交通機関をご利用ください。

スケジュール
  1. 開催挨拶
  2. 連携趣旨と概要・実績等の紹介
  3. 【講演1】「カメラによる人の動きの解析とその応用 ~生活の質向上に向けた応用例~」
    /豊田工業大学 工学部知能情報メディア研究室 浮田 宗伯 教授
    【講演2】「『現場と研究との橋渡し』としてのスポーツ動作分析」
    /南山大学 体育教育センター・理工学部機械電子制御工学科 飯田 祥明 講師
  4. 質疑応答
参加費 無料
定員 250名
(事前申し込み制、応募者多数の場合は抽選を実施。当選者には開催1週間前を目途に招待券を送付します。)
申込期限 2019年11月24日(日)必着
申込方法 応募はWebページ、ハガキにて受付けます。(電話・FAXでは受付けておりません)
Webページは受付フォーム(暗号化SSL対応)からご入力ください。
いずれの場合も、参加希望者および同伴者(1名まで)の郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢、連絡先電話番号をご記入ください。
申込先 【Web】https://regist.nanzan-u.ac.jp/regform/regist/gakucho/2019renkeikoenkai
【ハガキ】〒466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町18 南山大学 学長室「連携講演会」係
問合せ先 南山大学学長室/phone:052-832-3113
e-mail:pr-gaku@nanzan-u.ac.jp
豊田工業大学渉外広報グループ/phone:052-809-1764

個人情報の取り扱いについて

収集した個人情報は、受講・キャンセル受付、受講票の作成・発送、受講者リストの作成、講演会受付・今後の講演会開催のご案内のために利用します。なお、収集した個人情報は、受講票発送手続きのために委託業者にも提供いたします。