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南山のDNA 先輩インタビュー 大島 龍 さん

経済学部経済学科 2010年3月卒業

大島 龍 さん

三菱重工業株式会社 パワードメイン 原子力事業部関西支社 原子力サービス課
(2019年5月取材)

2010年4月に三菱重工業株式会社に入社。神戸造船所 原子力営業部 プラント営業課に配属後、工場内のコストの取りまとめや新型炉の営業などを担当。現在は、パワードメイン 原子力事業部 関西支社 原子力サービス課で、営業担当として原子力発電所のアフターサービスに関わる業務に励む。

日本発のグローバル企業で、
人々の生活・産業を支える一翼を担う

コミュニケーションを大切に、誠意をもって臨む。

私は、お客様の保有する原子力発電所のアフターサービスに関わる業務を担当しています。発電所内の機器が故障したり点検が必要となった場合に、お客様に見積を提示し契約交渉を行っています。営業担当として、お客様はもちろん、社内エンジニアをはじめ関連部署の社員とも密にコミュニケーションをとることを大切にしています。社内エンジニアとの話し合いは、専門的な知識も必要になるため難しいこともありますが、出張を重ねる等してまずは自分がしっかり理解できるまで話を聞くようにしています。そして自分の言葉でお客様にご説明し、交渉がまとまった際には達成感を感じることができます。

部活と勉強の両方に力を入れた大学時代。取り組んだ経験すべてが今に繋がる。

大学時代は、勉強と部活の両方に力を入れていました。最も印象に残っている授業は3・4年次に受講していた生活経済学のゼミナールです。例えば、「スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか」というような、日常生活に馴染み深い経済学で、非常に興味深く学ぶことができました。また、第二言語として受講していたフランス語の授業や、キリスト教の授業も印象に残っています。1年次の冬には単身で1ヶ月の語学留学も経験し、学習意欲や英語力の向上にも繋げることができました。
部活は陸上競技部に所属しており、キャプテンも務めました。「強いチームが作りたい」との思いから、部員の意識を高めるために様々な工夫をしました。結果的に、多くの部員が自己ベストを更新でき、自身も未だに陸上部の歴代記録に名を残せていることは光栄に思っています。目標達成のためにマイルストーンを設定して練習に取り組んだ経験は、今の業務に必要な1つの案件をマネジメントする力に繋がっていると感じています。

大学時代に培ったコミュニケーション能力を武器に。

このような勉強と部活の両方に打ち込んだ大学生活で培ったのは、コミュニケーション能力だと思っています。社会人になり、年齢や立場も異なる様々な方と一緒に仕事をしていくうえで、大学時代に学部・学科や性別、国籍の枠を超え色々な人と交流した経験が非常に生きていると思います。興味や目指す業界も全く異なる他学部の友人に出会えたのは総合大学ならではだと思いますし、そのような出会いの機会をたくさん持てたのは県内有数の学生数を誇る南山大学ならではだったからだと思います。これからも、大学時代に培ったこのコミュニケーション能力を武器に、人々の生活を支える職務の一翼を担うべく邁進していきたいと思います。

(2019年5月取材)