学部・学科海外実習
海外フィールドワークB(イギリス)
英語で異文化を理解し、自分の考えを伝える。
「海外フィールドワークB(イギリス)」では、連合王国のチチェスター大学で約4週間の研修を行います。実施時期は第2クォーター(6~7月)の予定で、語学学習の他、現地の文化を学ぶワークショップやフィールドワークを行います。チチェスターには歴史的遺跡や建築物も多く、英語だけでなく外国文化を学ぶのに適した場所といえます。
この研修を通して、英語力と専門性への関心を高め、英米学科での専門的な学習へとつなげます。
フィールドワークの内容
英語の授業と異文化学習。
研修先の大学では、英語科目だけでなく、文化、歴史、異文化コミュニケーションについて学ぶ授業も受講します。

史跡訪問や現地の人々との交流を通じて、歴史や文化、社会を学ぶ。
大学周辺に所在するローマ時代の遺跡等を訪問し、英国の歴史と文化について理解を深めます。
またキャンパス内外での様々な活動を通して、現地学生や住民との交流を行うほか、週末には、ロンドン等、英国南東部の主要都市を訪れて、英国社会の諸相を学びます。


自主研究プロジェクトを行い、研究成果を発表する。
学生の主体的、能動的参加を促すべく、自主研究プロジェクトを行います。少人数のグループに分かれ、協定校の担当教員の指導のもと、自らが決めたテーマを研究し、実習最終日に研究成果を報告します。

参加学生の声
英米学科 白羽由季さん
(2年次に参加)
フィールドワークの中で一番の思い出は、人との出会いと触れ合いでした。授業の中で先生が「英語を上達させたいなら、人と話すことが一番。イギリスの人は話したいという意思を表わせば話をしてくれるから、どんどん話しかけることを心掛けてほしい」と教わりそのことに一番力を入れました。これを目標に自分から積極的に現地の人に話しかけ、その楽しみを見つけることができました。現地の人と話す中で、英語の訛りが強い方と話す体験も得られ、とても特別な経験をさせていただきました。
アクティブな授業が多く、その中でも現地の人にリサーチをするという授業がとても印象的でした。リサーチをする中で現地の方と英語でコミュニケーションを行えるという体験だけでなく、初めて会う人に話しかける際にどのような工夫をすれば聞いてくれるか、リサーチできるかということも学ぶことができました。フィールドワークでは、授業はもちろん生活面でもフィールドワークに参加している仲間と一緒に作業し行動することが多く、その中で自分の役割やできることを見つけ出す力もついたと感じました。チチェスター大学の先生方はとても私たちのことを気にかけてくださり、電車の使い方や困った際にサポートしてくださりとても心強かったです。イギリスの生活ならではの特別な体験ができ、とても貴重でした。
学びの内容
実体験を通してイギリスの歴史や文化を学ぶ。
研修先大学での講義だけでなく、ワークショップや史跡へのフィールドワーク、そして現地の人々との交流など、滞在地の歴史や文化を肌で感じ、学びます。
世界に対する見識を深め、今後の学びや進路を考える。
現地の学生や周辺地域の住民との交流をとおして、イギリスそして世界についての見識を深め、長期留学や海外での就業も視野に入れたキャリア・パスについて考えます。
2019年度シラバス
※2020年度・2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により不開講
基本情報
海外実習先 | 連合王国 |
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滞在地域 | チチェスター大学 |
期間 | 6~7月にかけての約4週間 |
単位数 | 4 |
参加費用 | 約65万円 |
参加人数 | 2~4年次 約30名 |
スケジュール
事前授業 | ||
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1日目 | 名古屋出発、ロンドン到着 チチェスター大学ボグナー・レジス キャンパスにバスで移動 |
チチェスター大学寮泊 |
2日目 | ミーティング後、大学周辺地域散策 | チチェスター大学寮泊 |
3日目 | Welcome Reception オリエンテーション キャンパスツアー |
チチェスター大学寮泊 |
4日目~27日目 | 授業(平日)
フィールドトリップ(週末) |
チチェスター大学寮泊 |
28日目 | Certificate Ceremony | チチェスター大学寮泊 |
29日目 | バスでロンドン移動、ロンドン出発 | |
30日目 | 帰国 | |
事後授業 |
※スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。